1979年に起きた大崎事件をめぐり、裁判のやり直し=再審を求めている原口アヤ子さんがまもなく99歳の誕生日を迎えるのを前に、支援者が激励に訪れました。

12日、原口アヤ子さんに面会したのは、有罪判決の確定後に裁判のやり直し=再審で無罪になった青木惠子さんと西山美香さんら支援者です。

1979年、鹿児島県大崎町の牛小屋の堆肥の中から中村邦夫さんが遺体で発見された大崎事件。

殺人などの罪で10年間服役した中村さんの義理の姉の原口アヤ子さんは、一貫して無実を訴え、鹿児島地裁では現在5回目の再審請求の審理が続いています。

事件から46年がたち、現在は県内の施設に入所する原口さんは6月15日に99歳の誕生日を迎えます。

訪れた支援者たちは用意していたプレゼントを渡し、原口さんを励ましていました。

この再審制度を巡っては今国会で見直し案が議論されていて、12日の衆議院法務委員会での可決を受け法改正が成立する見通しとなりました。

改正案では裁判所の再審開始決定に対する検察官の抗告の禁止などが盛り込まれていますが、例外的に抗告が認められることについて、原口さんの支援者から厳しい声が聞かれました。

東住吉事件で再審無罪・青木恵子さん
「(検察官抗告の原則禁止は)ただし十分な理由があればできる。言葉を変えただけで結局検察は上訴します。何かと理由をつけて、冤罪犠牲者本人としてはいい内容ではなかった」

湖東記念病院事件で再審無罪・西山美香さん
「早く無罪判決をもらって(原口アヤ子さんを)自由にしてあげたい」

鹿児島テレビ
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