特集です。
近年の暑さの影響で学生の夏場の制服が変化しています。
快適さを求めつつも、制服が持つ役割を理解し、TPOに合わせた着用が進められています。

宮崎市の清武中学校です。
教室を覗いてみると…

(生徒全員)
「ハーフパンツの人〜?は〜い!どうですか?涼しい〜!」

この日はクラスの24人中14人がハーフパンツを着用していました。

清武中学校では昨年度、暑さ対策のために体操服で授業を受けることを許可していましたが、衛生面などを考慮し、生徒や保護者と話し合った結果、暑い時期に着用するハーフパンツとポロシャツの導入を決めました。

ハーフパンツは1着3480円、ポロシャツは白と紺の2色がありそれぞれ3680円です。

(清武中学校 生徒指導主事 日高康雄教諭)
「本年度から導入だったので1年生対象に募集をかけて、先輩たちも1年生が着てるのを見て、自分たちも買おうかなと追加購入する生徒も増えています」

(生徒)
Qいつから着始めましたか
「5月ぐらいから」
「前はスカートで自転車が漕ぎづらかったけど、前と違って漕ぎやすくなりました」

(生徒)
「心地がいいですね」
「前は夏とかめっちゃ暑かったんですけど、今は涼しくていいですね」

販売店にハーフパンツを受け取りに来た保護者からも賛成の声が聞かれました。

(保護者)
「洗濯も楽だし、何より暑さ対策としてはすごくいいかなと思いました」

(保護者)
「子どもって軽いウェア、スポーツウェアが好きなので、絶対これしか着ないだろうなと思いました」

学生服のハトヤによると近年の暑さの影響からハーフパンツを夏の制服として導入する学校が全国的に増えているそうです。

(学生服のハトヤ 小山のぞみ営業課長)
「盛夏服という言葉が最近用いられるんですけど、盛夏服というのは単なる軽装ではなく制服としての夏の暑さ対策と言う部分での位置づけとなってる」

盛夏服の導入に伴い、家庭への金銭的な負担は増しますが…

(学生服のハトヤ 小山のぞみ営業課長)
「保護者の経済的負担を軽減させていきたいというのが業界の思いで、今回、ハトヤ自社オリジナルのポロシャツというものも製造しています」

オリジナルのポロシャツは、一般的な制服としてのポロシャツと比べて安く、現在ハーフパンツの販売についても準備を進めているそうです。

環境の変化に伴い、多様化する制服ですが、一方で制服が持つ役割への理解も重要と話します。

(学生服のハトヤ 小山のぞみ営業課長)
「この学校の生徒だという制服は証的なものもあると思いますので、くらい学校のシンボルとして地域の方の見守る目やそういった部分では非常に防犯という面でも制服は大事になってきていると思います」

制服の役割については学校側もハーフパンツの着用に一定のルールを設けています。

(清武中学校 生徒指導主事 日高康雄教諭)
「儀式的行事、入学式や卒業式にはハーフパンツは着ないようにということで制服を着るようにと話はしています」

夏の暑さ対策として、実用的な制服が導入される中、学校のシンボルとしての制服の役割を守り、伝えていく。
学校現場では、その両立が模索されていました。

テレビ宮崎
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