プレスリリース配信元:医療法人社団鉄結会
皮膚科医が解説する「年齢別ターンオーバー周期」と正しいスキンケアの見直し時期
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、肌のターンオーバーは一律28日ではなく、20代で約28日、40代で約45日、50代以降は約55~75日と年齢とともに延長します。そのため、30代以降はターンオーバーの遅延を考慮したスキンケアへの見直しが必要です。具体的には、適度な角質ケア、保湿の強化、そして紫外線対策の徹底が重要となります。
・72.8%が「ターンオーバーは28日周期」と誤認している
・83.0%が年齢によってターンオーバー周期が2倍以上変化することを知らない
・40代以降でスキンケアを見直した人はわずか31.7%にとどまる
用語解説
■ ターンオーバーとは
ターンオーバーとは、表皮の基底層で生まれた細胞が角質層まで押し上げられ、最終的に垢として剥がれ落ちるまでの新陳代謝サイクルのことである。一般的に20代では約28日周期とされるが、加齢や生活習慣により延長し、40代では約45日、50代以降は約55~75日程度になる。
■ 角質層とは
角質層とは、皮膚の最も外側に位置する厚さ約0.02mmの層である。外部刺激から肌を守るバリア機能と、水分蒸発を防ぐ保湿機能を担っている。ターンオーバーの乱れにより角質が厚くなると、くすみやごわつきの原因となる。
■ 基底層とは
基底層とは、表皮の最下層に位置し、細胞分裂によって新しい表皮細胞を生み出す層である。ここで生まれた細胞が約28日~75日かけて角質層まで移動し、最終的に剥がれ落ちることでターンオーバーが完了する。
年代別ターンオーバー周期とスキンケアの見直しポイント

※一般的な目安であり、個人差があります。
皮膚科・形成外科を専門とするアイシークリニック(医療法人社団鉄結会、新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、6月10日の「時の記念日」にちなみ、「肌時間(ターンオーバー)に関する意識調査」を実施しました。本調査では、肌のターンオーバーに関する認知度と、年齢に応じたスキンケアの実態を明らかにしています。
調査背景
6月10日は「時の記念日」です。時間を大切にする日として知られていますが、私たちの肌にも「肌時間」と呼べるターンオーバー周期が存在します。しかし、多くの方が「ターンオーバーは28日」という情報のみを知り、年齢によって周期が大きく変化することを認識していない可能性があります。ターンオーバーの遅延は、くすみ、乾燥、シミの定着など様々な肌トラブルの原因となります。そこで当院では、ターンオーバーに関する正しい知識の普及と、年齢に応じた適切なスキンケアの啓発を目的として本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:全国の20~60代でスキンケアに関心のある男女
調査期間:2026年5月25日~6月3日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】72.8%が「28日周期」と回答、年齢による変化を考慮せず
設問:肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期は何日だと思いますか?

7割以上の方が「28日周期」と回答しました。この数値は20代の健康な肌の目安であり、年齢や肌状態によって変化することが十分に認知されていない実態が明らかになりました。
【調査結果】83.0%が「知らなかった」と回答、正しい知識が普及していない実態
設問:年齢によってターンオーバーの周期が2倍以上変化することを知っていますか?

8割以上の方が、年齢による周期の変化を知らないと回答しました。20代で約28日だった周期が50代以降では約55~75日にまで延長することは、肌トラブルの原因として重要な情報ですが、認知が進んでいません。
【調査結果】40代以降でスキンケアを見直した人はわずか31.7%
設問:30代以降、スキンケアの方法を見直しましたか?

約4割の方が20代からスキンケアを変えていないと回答しました。ターンオーバーの遅延に合わせたスキンケアの見直しが行われていない実態が浮き彫りになりました。
【調査結果】「特に何もしていない」が最多の36.3%
設問:ターンオーバーを正常化するために行っていることはありますか?(複数回答可・最も重視するもの1つ)

3割以上の方がターンオーバー正常化のための対策を特に行っていないことがわかりました。保湿や睡眠を意識している方はいるものの、角質ケアや栄養面まで意識している方は少数派でした。
【調査結果】「シミ・くすみ」が42.7%で最多、すべてターンオーバー遅延と関連
設問:加齢による肌の変化で最も気になることは何ですか?

シミ・くすみ、しわ・たるみ、乾燥など上位の肌悩みは、いずれもターンオーバーの遅延と密接に関連しています。しかし、その関連性を認識してケアを行っている方は少ないことが示唆されます。
調査まとめ
本調査により、72.8%の方が「ターンオーバーは28日周期」と認識しており、年齢によって周期が2倍以上変化することを83.0%の方が知らないという実態が明らかになりました。また、40代以降でスキンケアを見直した人は31.7%にとどまり、ターンオーバーの遅延に対応したケアが十分に行われていません。シミ・くすみなどの肌悩みはターンオーバーの遅延と密接に関連しているにもかかわらず、その原因を正しく理解してケアを行っている方は少数派であることがわかりました。年齢に応じた正しいスキンケア知識の普及が求められています。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、ターンオーバーは一律28日ではなく、年齢や生活習慣によって大きく変化します。この事実を理解し、自分の年齢に合ったスキンケアを選択することが、健康な肌を維持する第一歩です。
ターンオーバーとは、表皮の基底層で生まれた細胞が角質層まで移動し、最終的に垢として剥がれ落ちるまでの新陳代謝サイクルです。一般的に「28日周期」と言われますが、これは20代の健康な肌の目安であり、30代では約35~40日、40代では約45~55日、50代以降では約55~75日と徐々に延長していきます。
ターンオーバーが遅くなると、古い角質が肌表面に留まりやすくなります。これにより、肌のくすみ、ごわつき、乾燥が生じ、さらにメラニンを含んだ細胞の排出も遅れるためシミが定着しやすくなります。多くの方が感じている加齢による肌悩みの多くは、このターンオーバーの遅延が原因の一つです。
日本皮膚科学会の見解でも、表皮のターンオーバーは加齢とともに延長することが示されており、年齢に応じたスキンケアの調整が推奨されています。特に40代以降は、若い頃と同じケアでは不十分であり、角質ケア、保湿の強化、そして内側からのアプローチが重要になります。
ターンオーバーを正常化するためには、外側からのケアだけでなく、質の良い睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動といった生活習慣の改善も欠かせません。特にビタミンA、C、Eなどの栄養素は、肌の新陳代謝をサポートする役割があります。
【エビデンス】日本皮膚科学会のガイドラインでは、表皮のターンオーバーは加齢や紫外線ダメージ、生活習慣などにより変化することが示されています。皮膚科医としての臨床経験では、40代以降の方で適切な角質ケアと保湿を行うことで、肌のくすみやごわつきが改善するケースを数多く見てきました。
ターンオーバー正常化のためのスキンケアポイント
・週1~2回の適度な角質ケア(ピーリング、酵素洗顔など)
・セラミドやヒアルロン酸配合の高保湿アイテムの使用
・ビタミンC誘導体やレチノール配合の美容液で代謝促進
・年間を通じた紫外線対策の徹底
生活習慣からのアプローチ
・質の良い睡眠を6~7時間以上確保する
・ビタミンA・C・E、タンパク質を意識した食事
・適度な有酸素運動で血行を促進する
・ストレス管理と禁煙
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. 肌のターンオーバーは何日周期?年齢で変わる?
A. 20代で約28日、40代で約45~55日、50代以降で約55~75日と年齢とともに延長します。
ターンオーバーは一般的に「28日周期」と言われますが、これは20代の健康な肌の目安です。今回の調査では72.8%の方がこの認識を持っていましたが、83.0%の方が年齢による変化を知りませんでした。30代から徐々に延長し始め、50代以降では20代の2倍以上になることもあります。
Q2. ターンオーバーを正常化するには何をすればいい?
A. 適度な角質ケア、保湿の強化、質の良い睡眠、バランスの取れた食事が基本です。
調査では36.3%の方が「特に何もしていない」と回答しました。ターンオーバー正常化には、週1~2回の角質ケア(ピーリングなど)、セラミド配合の保湿剤の使用、ビタミンA・C・Eを含む食事、そして6~7時間以上の睡眠が効果的です。また、紫外線対策も重要で、UV-Aはターンオーバーを乱す原因となります。
Q3. 30代・40代・50代でスキンケアを変えるべき理由は?
A. ターンオーバー周期の延長に合わせて、角質ケアと保湿を強化する必要があるためです。
調査では38.3%の方が20代からスキンケアを変えていないと回答しました。しかし、30代では保湿強化とエイジングケアの開始、40代では角質ケアと美白ケアの追加、50代以降は低刺激で高保湿なアイテムへの切り替えが推奨されます。ターンオーバーの遅延により古い角質が溜まりやすくなるため、年齢に応じた対策が必要です。
Q4. ターンオーバーが乱れるとどんな肌トラブルが起きる?
A. くすみ、乾燥、シミの定着、ごわつき、毛穴の目立ちなど様々なトラブルの原因となります。
調査で最も多かった肌悩みは「シミ・くすみ」で42.7%でした。ターンオーバーが遅れると、メラニンを含んだ細胞の排出が滞りシミが定着しやすくなります。また、古い角質が蓄積することでくすみやごわつきが生じ、バリア機能の低下により乾燥も進みます。これらの悩みはすべてターンオーバーの乱れと関連しています。
Q5. 皮膚科での治療でターンオーバーを改善できる?
A. ケミカルピーリングやレーザー治療など、医療機関でのアプローチも効果的です。
セルフケアで改善が見られない場合は、皮膚科での治療も選択肢となります。ケミカルピーリングは古い角質を除去してターンオーバーを促進し、レーザー治療はコラーゲン生成を促して肌の再生をサポートします。また、レチノイド(トレチノイン)の外用薬は細胞の代謝を活性化させる効果があり、医師の指導のもと使用することで効果的にターンオーバーを改善できます。
放置のリスク
・ターンオーバーの乱れを放置すると、シミやくすみが定着しやすくなる
・古い角質の蓄積により、スキンケア製品の浸透が悪くなる
・バリア機能の低下により、肌荒れや敏感肌になりやすくなる
・乾燥が進み、小じわやたるみの原因となる
こんな方はご相談ください|受診の目安
・シミやくすみがセルフケアで改善しない場合
・肌のごわつきや乾燥が続く場合
・急にシミが増えた、または形や色が変化した場合
・肌荒れを繰り返す場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚科・形成外科の医師が在籍し、肌トラブルに幅広く対応
・保険診療から自由診療まで、症状に応じた最適な治療を提案
・都内5院・大宮1院で通いやすい立地
・土日祝日も診療対応(一部院)で忙しい方も受診しやすい
アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
診療予約は以下より承っております。お気軽にご利用ください。
ご予約はこちら
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック新宿院 皮膚科・形成外科
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック渋谷院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック上野院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック池袋院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック東京院
埼玉の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック大宮院
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。