IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長は北朝鮮が4日に稼働を明らかにした核物質の生産工場について、寧辺(ニョンビョン)で建設中だった新たな濃縮施設の可能性があるとの見方を示しました。
グロッシ事務局長は8日の定例理事会で、北朝鮮メディアが4日に公開した核物質の生産工場の画像は、寧辺で建設中だった新施設の特徴と一致すると説明しました。
一方で、IAEAは現地に査察官を置いていないため、確認はできないとしています。
グロッシ事務局長は、北朝鮮が核戦力を大幅に増強する姿勢は、複数の国連安全保障理事会決議に反すると強調し、今後も監視を続ける考えを示しました。
北朝鮮メディアは4日、ウランの濃縮に必要な遠心分離機とみられる装置が並ぶ画像を公開し、金総書記が3日に新たな核物質生産工場を視察したと報じました。