歌手の菅原洋一さんが5月31日、悪性リンパ腫で亡くなったことが分かった。92歳だった。
菅原さんが顧問を務めている日本歌手協会が2日明らかにした。
菅原さんは昭和8年、兵庫県加古川市生まれ。18歳で国立音楽大学に入学し、卒業後にはタンゴ歌手としてデビュー。昭和42年には「知りたくないの」が大ヒットして紅白歌合戦にも出場した。
紅白にはその後22回連続出場し、「愛の賛歌」などを披露した。
歌手活動以外にも、その親しみやすいキャラクターが人気を呼んで、テレビ番組やCMでも活躍した。
2019年には文化庁長官表彰を受け、ここ数年は「現役最高齢歌手」として活動を続けていた。
日本歌手協会によると、菅原さんは4月までステージで歌を披露していて、5月20日には練馬文化センターでの「春のコンサート」開催の予定だったが、数日前に体調を崩して入院。ベッドの上でも「早くお客さまの前で歌いたい」とリハビリに励んでいたが、帰らぬ人となった。
ご本人とご遺族の意向により、6月1日に家族葬が行われ、お別れの会の予定はないという。