食事をする際、”箸の持ち方”を親から注意された、今も正しく持つことができないという人は多いかもしれない。

そんな間違った箸の持ち方に関して、何をやってもなかなか直らなかった6歳男児がある動画を見たことで直ったというエピソードが注目を集めている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

#さやけん育児漫画 (10ページ)  予定と予定の間にすかさず漫画にしてしまうほど 感動で胸がいっぱい…!   長い間試行錯誤してもどうにもならなかった ことげの独特な「お箸の持ち方」  保育園の先生も声かけをしてくれたり 家でも一生懸命持ち方を練習したり 矯正用のお箸を使ったり色々と試していたものの 全く治らなかったのに  たった… たった3分で…!!!!   今までの時間はなんだったんだ!! ってほど素晴らしいものに出会ったんです…。    「箸匠せいわ」さんがYouTubeで配信している 「正しいお箸の持ち方」というものなのですが  「お箸の持ち方」で検索したら1番上に出てきました。 とりあえずダメ元で再生してみたら  清々しい音楽とともに「オハシマン(84)」が現れ ツッコミを恐れない自己紹介内容を ツッコミをする間を与えないほどサラッと済ませ   その後驚くほどわかりやすい説明と共に 正しいお箸の持ち方のトレーニング方法を教えてくれました。   それをみながら素直に従うことげ。 するとどうでしょう。  あんなに苦労したのに、 あっさりと綺麗にもっているではありませんか!    私はもう感動で胸がいっぱい。 そして担任の先生も、急に治ったことげのお箸の持ち方に驚き 「お母さんすごいです!」とめちゃくちゃ褒めてくれました。  が、 すごいのは私ではなくオハシマン…   本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうオハシマン…!!!!!!   (効果には個人差があると思います。 ことげには驚くほど効果がありましたが 全ての人が確実に、たちどころに改善される! というものではありません)   ちなみにまるみは、天性の才能なのかなんなのか 3歳の時に気付いたらお箸を正しく持っていました。  そんなまるみがことげにお箸の持ち方を教えてくれたりもしたのですが  「どうして持てないのかが まるちょにはわからない」  とのことでした。   #お箸の持ち方 #正しいお箸の持ち方 #オハシマン #ありがとうございます  ********************   #さやけんイラスト漫画 #さやけん家 #妖怪獣観察日記 #ワーママ #子育て記録 #子育て漫画 #育児あるある #イラスト #コミックエッセイ #エッセイ漫画 #アメブロ #5歳 #3歳 #すくパラ #ママリ #コノビー #ベビフル #ママポスト

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予定と予定の間にすかさず漫画にしてしまうほど感動で胸がいっぱい・・・!

長い間試行錯誤してもどうにもならなかったことげの独特な「お箸の持ち方」

保育園の先生も声をかけてくれたり家でも一生懸命持ち方を練習したり
矯正用のお箸を使ったり色々と試していたものの全く治らなかったのに
たった・・・たった3分で・・・!!!!

今までの時間はなんだったんだ!!ってほど素晴らしい物に出会ったんです・・・。
(以下、省略)

この投稿をしたのは、Instagramで育児漫画を掲載しているさやけん(@saya_ken2)さん。

さやけんさんは、以前からずっと6歳の息子ことげくんの箸の持ち方に悩んでいたという。箸を「ぐー」と握るように持っていたのだ。

提供:さやけんさん
提供:さやけんさん
この記事の画像(11枚)

矯正用の箸を使うなどいろいろ試行錯誤したものの直らず、困った末にYouTubeで適当に検索して一番上に出てきた動画を見せたところ、動画を見始めて約2分で綺麗に箸を持つことができるようになったというのだ。

提供:さやけんさん
提供:さやけんさん

通っている保育園の先生も急に直ったことに驚き「お母さんすごいです!」と褒めてくれたそうだが、さやけんさんは「凄いのは私ではなくオハシマン・・・本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうオハシマン・・・!!!」と投稿している。

提供:さやけんさん
提供:さやけんさん

さやけんさんが箸を持って見せたり、指を正しい位置に合わせてみたりと試行錯誤しても直せなかった箸の持ち方が、オハシマンの動画を見ただけで一発で直ったのだ。

約4分の動画では、お箸の星からやってきた84歳の「オハシマン」が箸の持ち方の練習方法を教えるというもの。ポイントは上の箸となる1本で練習することで、まずは鉛筆を持つように親指と人差し指、中指の3本で軽く持つ。

そしてこのとき親指は人差し指の爪の横にあて、もう片方の手で薬指と小指を押さえる。この状態で人差し指と中指を「伸ばす」「曲げる」という運動を食事の時に20回ほどすると正しく持てるようになるというのだ。なおもう1本の下となる箸は、親指と人差し指の間に挟み、薬指の爪の横に当てて固定する。
 

今まで試行錯誤していた箸の矯正が、たった1本の動画で、それも数分でできてしまったという今回の出来事。実際はどのような状況だったのか? さやけんさんに話を聞いた。

オハシマンの「教え方」が上手

ーー動画を見ていることげくんの様子はどうだった?

オハシマンの解説を集中して聞きながら、手元のお箸と画面を交互に見てまねをしていました。


ーー本当に約2分で持てるようになったの?

動画の途中でちゃんと持てるようになっていました! はじめは信じられない気持ちだったのですが、その後もずっと綺麗に持って上手に使い、本人もとっても嬉しそうに何度も自慢してくれました! 一緒に大喜びしながらたくさん拍手すると、ますます嬉しそうでした。


ーーまさかのきっかけで直ったけど、どう思った?

同じ「教える」でも、「教え方」ってとても重要なんだなぁと感じました。教え方が上手だと当然覚えやすいし、できることが増えて子供たちも嬉しくてどんどん吸収していくもんだなぁ。と感心してしまいました!


ーー初めて「オハシマン」を見た印象は?

正直はじめは、動画を見せただけで直るだなんて思っておらず、軽い気持ちで再生して「84(ハシ)歳のオハシマン!」という印象的なキャラクター設定にやたら食いついてしまっていました笑

提供:さやけんさん
提供:さやけんさん

さやけんさんも食いついてしまったという、このオハシマンの動画を公開したのは、福井県の若狭塗箸を扱う、箸の専門店「若狭塗箸専門店 箸匠せいわ」。

実は、動画は最近ではなく2014年に公開されたものだが、これまでに83万回以上の再生となっていることから、人気のコンテンツだということが分かる。

SNSがきっかけでさらに注目を集めたことへの感想や、動画を公開した理由などについて、箸匠せいわにも話を聞いた。

提供:箸匠せいわ
提供:箸匠せいわ

「SNSの威力に驚いています」

ーー今、2014年に公開した動画が話題になっていることをどう感じている?

動画公開からは6年ですが、全国の子供たちが正しくお箸が持てるようにと30年活動してきています。なかなか日の目にあたる事も無く、地道にコツコツ活動してきましたので、こうしてさやけんさんの漫画に紹介され、取材を受け、うれしさと驚きが8対4(ハシ)笑。

本当にSNSの威力に驚いています。今回でさらに多くの方が、お箸やお箸の持ち方に関心を持って頂ければうれしいです。


ーー動画で直ったと聞いてどう思った?

過去にも、動画により持てるようになったというお声はいただいていたので、当社の勧める指導方法が間違いないと、あらためて確認ができた感じですが、それ以上に、2分でというのには、大変驚きました。

それを、漫画に描いていただけるほど、喜んでいただき、大変嬉しく思っています。同時に、お子さまのお箸の持ち方で、悩まれている方が多い事を、再確認でき、お箸の持ち方の普及活動を続けて行く上での励みにもなりました。

提供:さやけんさん
提供:さやけんさん

ーーそもそも、なぜ動画を制作したの?

当社には、全国の子供達にお箸が正しくもてるようにと開発した、子供の手の大きさに合わせた六角知能箸というお箸があります。

お箸を正しく持ってもらいたい想いと、当社のお箸の宣伝も兼ねて、30年程前から全国の幼稚園、保育園さんに、お箸の持ち方のパンフレットを園児様の人数分、無料配布を行っています。(現在、全国約12,000カ所の保育園、幼稚園様とお取引をさせてもらっています。)

より楽しく、お箸の持ち方を学んでもらおうと、2006年に絵本「やってきたオハシマン」を製作いたしました。そしてやはり、パンフレットや絵本の紙よりも、動画の方が分かりやすいだろうという事で、動画を作成しYouTubeにアップ致しました。

提供:箸匠せいわ
提供:箸匠せいわ

ーー動画のクレジットにある「オハシマン:しゃちょー」は社長が出演しているということ?

しゃちょーは、社長です(笑) キャラ設定は、特に無いんですけど…悪乗りで作ったプロフィール(非公式)は、

出身地:チョップスティック星
年齢:84歳
身長:184cm 体重:84キロ
趣味:はしご酒
好きな歌手:橋幸夫さん
好きな歌:runner(爆風スランプ)※走る走るを、箸る箸ると勘違いしている…等

動画を上げた当初は、たまにお店にも出没していたのですが、現在は倉庫で眠っています。今回で話題になれば、再登場は検討します。

提供:箸匠せいわ
提供:箸匠せいわ

ーー箸を正しく持てるようになるコツを教えて

今回2分で持てるようになったというのが本当に驚きだったので、すぐ持てたコツは教えてほしいくらいですね(笑)

お箸が正しく持てるようになるには、最初は握り箸で良いので、小さな時から持たせる事が大切だと考えています。すぐ持てるようになるお子様はまれだと思いますので、無理やり練習させたり、なぜできないのと怒ったりして、食事を嫌にならないように気をつけて頂きたく思います。

根気よく、楽しく練習をさせてあげてください。当店では、毎日20回練習すれば2~3週間程で持てるんじゃないかと思っています。(検証はしていません)

大人も子供も直す一番のポイントは、今回さやけんさんのお子様もそうだったように、本人の強い意志だと思います。

提供:箸匠せいわ
提供:箸匠せいわ

実はアカウントがわからなくなっていた

ーー動画を制作して良かったことは?

今回のように、動画を見て正しく持てるようになったというお声が一番うれしいです。5年前には、東京都からわざわざオハシマンに会いに来て、感動で泣かれたお母様もおられました。


ーー動画制作で難しかった事を教えて

お箸の持ち方だけでなく、正しく持てる必要性などを固い内容にならずに、いかに楽しく見て頂けるか、脚本作りが一番難しかったです。

提供:箸匠せいわ
提供:箸匠せいわ

ーーちなみに、YouTubeに動画が1本しかないけどなぜ?

当時、お箸の持ち方の動画だけしか考えてなく、YouTubeがここまでになるとは思っていなかったのと、制作してもらった会社に開設も頼んでいて、恥ずかしながらアカウントがわからなくなっていました。

今、YouTube等の動画を使ったお箸の啓発活動や宣伝活動が必要と思い、アカウントを見つけ出し、今後動画をあげていこうと計画しています。動画の内容は、まだ固まっていませんが・・・


非公式ながらも箸に関連したプロフィールがとても面白い。ちなみに、動画で箸の持ち方を実演していた”手タレ”やナレーションを担当しているのは全員社員だそうだ。

「動画を見て2分で直った」ことげくんは個人の意志も大きく影響していたようだが、毎日20回の練習をすると、2~3週間ほどでたいていの人は正しい持ち方をできるようになるという。

箸の持ち方に悩んでいる人は、この動画を試してみてはいかがだろうか。
 

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プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。