全国でクマの被害が相次ぐ中、福井県内でも目撃情報が連日、報告されています。こうした中、越前町の宮崎小学校では27日、県が今春に初めて配置したクマ対策専門員による出前授業が行われました。
越前町では5月に入ってから14件のクマ出没情報が確認されていて、学校近くでもクマの痕跡の目撃情報が複数報告されています。
27日は、学校から依頼を受けた県が、クマ対策専門員として4月に初めて採用した高崎智裕さんを派遣して授業を行いました。
4年生の児童23人がクマの毛皮やフンを観察しながら、クマの生態や遭遇しないための対策を聞いたほか、万が一、クマが目の前に現れたときは慌てて逃げ出さずクマの方を見てゆっくり後ずさりすることなどを学びました。
児童らは「クマのいる場所が分かってよかった」「首を防ぐことが大切だと知った」などと話していました。
県内では4月以降、クマの出没情報が101件報告されています。県は、この時期は冬眠明けのクマがえさを求めて活発に行動しているとして注意を呼び掛けています。