最終節を迎えた、サッカーJ1百年構想リーグ、ファジアーノ岡山は5月24日、セレッソ大阪に惜しくも敗れ西地区6位となりました。試合を解説した元日本代表の武田修宏さんにファジアーノの成長ポイントを聞きました。
◆勝つか負けるかで順位が変わる「百年構想リーグ」最終節
ファジアーノの前節までの順位は西地区5位。さらなる上位を目指して24日、3位のセレッソ大阪をホームに迎えました。
(実況:楢崎瑞アナウンサー)
「百年構想リーグ、誰も経験したことがないリーグが最終節を迎えた」
(解説:武田修宏さん)
「勝つか負けるかで順位が変わるので、両チームにとって大きい試合」
◆古巣対戦の山根永遠が奮起も2点差に…途中出場のレオ・ガウショが期待に応えセレッソを追い込む
試合開始直後、ファジアーノにチャンスが。
(実況)
「山根永遠、右足振り抜いた」
(武田修宏さん)
「良いシュートだった。右サイドから突破してクロスがこぼれたところを落ち着いてシュート」
「オープニングシュートは(古巣対戦の)山根永遠から始まりました」
序盤から積極的に仕掛けるファジアーノですが、決め切ることができず、前半8分、相手に先制ゴールを許してしまいます。
後半11分に追加点を奪われ点差を広げられたファジアーノ。反撃の狼煙(のろし)をあげたのは新加入のブラジル人FWでした。
(実況)
「(ゴールラインを割らず)まだ残っています。グラウンダーのクロス。レオ・ガウショだ!」
「笛が鳴るまで最後までプレーを続けて、1点差」
(武田さん)
「面白いですね」
その後、相手に追加点を許し、再び2点差とされますが、後半45分。
(実況)
「右足狙ってきた、こぼしている。ガウショのシュート押し込んだ!まだ試合は終わっていない」
(武田さん)
「落ち着いてキーパーの位置を見てゴールに押し込んだ」
(実況)
「途中出場でその期待に応えました」
◆土壇場で粘り2発!レオ・ガウショ 欲しいのは「サポーターの熱い声援」
約1万4000人のサポーターで埋め尽くされたスタジアムが追い上げムードで沸き上がります。しかし、反撃は及ばず。ファジアーノは2対3で敗れ、順位を1つ落とした6位で地域リーグラウンドを終えました。
(今大会4ゴール ファジアーノ岡山 レオ・ガウショ選手)
「ホームでは12人でプレーしているような気持ちになる。立ち上がりから最後までサポーターの声援を感じてモチベーションにつながるし、これからも熱い声援がほしい」
◆ファジアーノの攻撃の「形」を武田修宏さんは評価 浦和とのプレーオフ第1戦を前に…あとは何が必要?
武田さんはファジアーノが百年構想リーグで成長したポイントとして、ブラジル人選手を中心とした攻撃面をあげました。
(元日本代表FW 武田修宏さん)
「点が欲しい時にパターンAが1トップ、パターンBが外国人2トップ、パターンCがセットプレーという攻撃の数が増えたことが岡山には良かった。攻撃はしっかりと形ができているので守備に外国人選手を入れるなどすれば、よりチームがステップアップすると思う」
ファジアーノは5月31日、東地区6位の浦和レッズとのプレーオフ第1戦に臨みます。