大阪市西区で行われた市議会議員の補欠選挙で大阪維新の会の候補が当選したことを受けて、吉村代表は次の府知事選に出馬する意向を示した。
17日に投開票が行われた大阪市西区の市議会議員補欠選挙では、「都構想の推進」を公約に掲げていた維新候補の新人・栗田裕也さん(46)が当選。
当選を受けて吉村代表は「大阪は副首都を目指し府と市が一緒になるべきと確信している」として、「私自身も最前線になって戦う。そのために次の大阪府知事選に出馬したい」と次の府知事選に出馬する意向を示した。
吉村代表は先月、維新の国会議員団との勉強会で、知事選には「維新の別のメンバーが出るべきだ」との考えを示してたが、市議団からは続投を求める声が上がっていた。
■住民投票の実施なければ「知事選出馬せず」
一方、吉村代表は会見の中で知事選出馬の前提条件として、来年春の知事選と同時に都構想の住民投票の実施をあげた。
住民投票の実施は、大阪市議会と大阪府議会の代表で構成される法定協議会で、特別区の区割りなど「設計図」を決め、これを府議会と市議会で可決する必要がある。
法定協の設置を巡って維新の大阪市議団の幹部は「吉村知事の続投」を前提に進める意向を示していたが、吉村知事は法定協議会での議論が進まず、来年春の知事選と住民投票が実現しない場合は、知事選には出馬しないと明言。
来年春の統一地方選挙と住民投票の同時実施に向けて、吉村代表は市議団に決断を迫った格好だ。

■西区補選で維新が当選で
大阪市西区で行われた市議会議員の補欠選挙で「都構想の推進」を公約に掲げていた大阪維新の会の新人、栗田裕也さん(46)が自民党で元職の花岡美也さん(50)、無所属で新人の平松秀樹さん(72)を破り当選した。
今回の市議補選をめぐっては、維新の栗田候補が「都構想の推進」を公約に掲げて戦い、吉村代表も「大阪都構想が争点になる」との考えを示していた。一方で、自民候補は「都構想が争点ではない」としていたものの「3度目の都構想は不要」と訴えていた。

