JR北海道は5月14日、2025年度のシカやクマによる列車運行への影響件数を発表しました。シカの衝突件数、クマの発見・衝突件数ともに過去最多を記録しています。
2025年度のシカとの衝突件数は全道で3478件にのぼり、過去最多だった2023年度の3145件を大きく上回りました。前年度の2770件からは708件の増加です。
エリア別では、本社エリアが1072件、釧路エリアが1192件、旭川エリアが1077件、函館エリアが137件となっています。本社エリアでは室蘭線や石勝線、釧路エリアでは根室線や釧網線、旭川エリアでは宗谷線や石北線での衝突が多く、全道的に増加傾向がみられます。
またヒグマについても、2025年度は発見衝突件数が76件と過去最多となりました。このうち衝突したケースは57件と、こちらも過去最多です。
こうした衝突により列車の遅延や運休が発生するケースが相次いでいます。特にヒグマの場合は、ハンターの手配など現場の安全を確認するため、運転再開まで時間がかかる場合が多く、影響が深刻化しています。