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プレスリリース配信元:デル・テクノロジーズ株式会社

当資料は、2026年5月13日にシンガポールで発表されたプレスリリースの抄訳版です。

- アジア太平洋地域の政府は主権AIを戦略的な国家優先事項として取り組む一方、規模の拡大には信頼性、スキル、インフラストラクチャーに依存していることが判明。
- 主権AI(ソブリンAI)がアジア太平洋地域の政府における投資優先順位で2位に急上昇。
- アジア太平洋地域の政府リーダーのほぼ全員(99%)が、エージェンティックAIがAI採用を加速させると信じており、大多数がその潜在能力を大規模に解放するための強力なガバナンス フレームワークを求めている。
- 政府機関の9割が、主権AIのパイロット プロジェクトが信頼できる国家プラットフォームになりうるかを左右する要因として深刻なスキル不足を挙げる。


シンガポール - 2026年5月13日
デル・テクノロジーズは本日、同社の委託によりInternational Data Corporation(IDC)が実施したアジア太平洋地域の政府における主権AIに関する調査結果を発表しました。これにより、アジア太平洋地域の政府はAIの探索段階から主権AIの構造的な活用へと移行していることが明らかになりました。

この調査は、アジア太平洋地域の8ヵ国における360人の政府IT意思決定者を対象とした調査に基づいており、主権AIがわずか1年の間に政府の投資優先順位が7位から2位に上昇したことを示しています。このことは、地域の公共部門リーダーがAIを単なる技術アップグレードではなく、重要な国家デジタル インフラストラクチャーとして認識するようになったことを示す根本的な変化を意味しています。

アジア太平洋地域の政府は、主権AIの認識から活用へと移行しつつも投資が追いついていない
調査によると、アジア太平洋地域の政府における主権AIに対する姿勢は概念的な議論を大きく超えて進展しています。ほぼ半数(46.1%)が主権AI技術を積極的に評価しており、3分の1以上(36.1%)が初期の概念実証を実施しています。

この活用は明確な戦略的根拠に支えられています。政府リーダーの4分の3以上(76.9%)は、主権AIへの投資が地政学的リスクやサプライチェーンの混乱に対する機関の回復力を高めると認識しています。それにもかかわらず、これまでに大規模な投資を行っているのは全体のわずか3.1%にとどまっています。また、主権AIを採用する計画がないと回答したのは、わずか1.7%となっています。

地域全体で、政府は「選択的主権」を追求しており、機密データ、重要なシステム、規制されたワークロードを強力に管理しつつ、イノベーションと規模拡大のためにグローバルなテクノロジー エコシステムを活用しています。オンプレミスのインフラストラクチャーと主権クラウド環境を組み合わせ、より広範なエコシステムへのアクセスを可能にするハイブリッド主権モデルが、好まれる展開アプローチとして浮上しています。

エージェンティックAIがアジア太平洋地域の政府によるAI採用を加速する見込み
ほぼすべてのアジア太平洋地域の政府リーダーが、エージェンティックAIは公共部門におけるAI採用を加速させる触媒としての役割を果たすことに自信を示しています。調査によると、リーダーの99%がエージェンティックAIを加速要因と見なしており、3分の1以上(36.9%)が主要な役割を果たすと考え、さらに62.1%が強力なガバナンスおよび監視フレームワークと組み合わせることで、その潜在能力に強い自信を示しています。また、不確実性を示したのはわずか1.1%にとどまります。

このことは、アジア太平洋地域がエージェンティックAIに対して強気であり、地域の政府がエージェンティックAIに躊躇しているのではなく、自信を持って大規模に展開できるようにするためのガバナンス基盤を積極的に準備していることを示唆しています。
 
こうした自信は、部分的には運用上の必要性によって支えられています。アジア太平洋地域の政府機関の約9割が深刻なデジタル スキルの不足を報告しており、エージェンティックAIは実用的な労働力を増幅させうるものとして注目されています。これにより、政府は複雑な行政および分析タスクを自動化し、既存の人材でより多くの成果を上げることが可能になります。テクノロジーが労働力の能力を世界平均よりも速いペースで上回っているこの地域では、自律型AIシステムが野心と能力のギャップを埋める道を提供しています。

この文脈において、主権AIは次世代AI機能の採用を解放する信頼のレイヤーとしてますます機能しています。エージェンティックAIおよび生成AIシステムが国家政策、安全保障、監査性のフレームワーク内で運用されることが保証されることで、政府は適切な管理が最初から整っているため、より迅速に行動することが可能になります。

スキル不足がアジア太平洋地域において最も大きな足かせに
強力な戦略的意図があるにもかかわらず、アジア太平洋地域の政府はAI活用に関するパイロット プロジェクトから本格運用への移行を制約する可能性のある深刻な労働力のボトルネックに直面しています。約9割の組織がデジタル スキルの不足を報告しており、半数以上はこれらの不足がデジタル イニシアチブに大きな影響を与えていると述べており、これは世界平均の66.8%を大幅に上回っています。

採用が最も困難な職種は、主権AIの準備状況に直接関連しています。具体的には、AIの安全性と整合性の研究者(42.5%)、データ アーキテクチャー、管理および分析の専門家(35%)、主権データの管理(30%)、主権クラウド アーキテクチャーおよび運用スペシャリスト(25.3%)、AI政策およびガバナンス スペシャリスト(25%)が挙げられます。

調査結果は、政府が政策、ガバナンス、データ管理の役割を直接所有しつつ、最先端のAI専門知識と大規模な提供のために信頼できるエコシステム プロバイダーと提携する、4層の能力モデルを推奨しています。

ミッション クリティカルな公共サービスが投資優先事項をけん引
政府は、主権AIが大きな影響を与える公共分野において最大の市民利益をもたらすことを期待しています。国家安全保障とサイバー回復力が45.6%でリストのトップに立ち、次いで司法と公共安全(37.5%)、金融と税務(37.5%)、公衆衛生(34.4%)、社会福祉サービス(32.2%)、教育(31.7%)、労働力開発(31.1%)が続きます。

投資決定はますます政策主導となっています。政府リーダーの半数以上(53.3%)が、技術投資決定の最も重要な要因として国家安全保障および主権の優先事項との整合性を挙げており、次いでテクノロジー プロバイダーのセキュリティー能力と信頼性(52.5%)が続きます。上位6つの決定要因のうち4つは、主権に直接関連しています。

デル・テクノロジーズのグローバル政府関係担当バイスプレジデントであるニコール・ジェファーソンは、次のように述べています。「この調査は、アジア太平洋地域の政府リーダーから伺う意見や感想を裏付けています。それは、主権AIが重要かどうかではなく、どのようにして国家規模で運用化するかということです。注目すべきは、エージェンティックAIを加速要因として捉える地域の自信と、強力なガバナンスが進展の妨げではなく促進要因であるという理解です。この調査結果は、信頼できるAI能力を構築することに真剣で、構造的かつ実用的な地域を示しています。政府は、主権に対応するインフラストラクチャー、スキル移転、ガバナンスの成熟度がテクノロジーそのものと切り離せないことを理解しているパートナーを求めています。当社では、公共部門の組織がセキュリティー、回復力、そしてミッション クリティカルな国家サービスが求めるオープンさを備えたAIを独自の条件で構築できるよう支援することを追求しています。」

IDCのリサーチ ディレクターであるラヴィカント・シャルマ氏は、次のように述べています。「エージェンティックAIは、概念から政府および経営層の意思決定者にとって実際に考慮すべき事項へと急速に変化しています。この調査は強いモメンタムを示しており、公共部門のリーダーがスキル ギャップを埋め、労働力の負担を軽減し、AI採用を加速するために自律型システムを活用しようとしていることを示しています。しかし、これには条件が伴います。政府は、これらのシステムを支えるセキュリティー、プライバシー、主権、インフラストラクチャーの基盤に自信を持てる場合にのみ、大規模に行動するでしょう。」

本調査について
この調査結果は、デル・テクノロジーズの依頼により2025年12月に実施されたIDCのアジア太平洋政府調査に基づいています。この調査では、8ヵ国(オーストラリア、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国)における政府IT意思決定者360名を対象にしたアンケートに加え、政府高官13名への詳細なインタビューを実施しました。回答者の属する組織は、各国の民間政府、防衛、財政管理、公共安全、医療、教育、重要インフラストラクチャー、その他の公共部門におよびます。アジア太平洋地域の調査結果全文(英語)は、以下よりご覧いただけます。

IDC InfoBrief
スポンサー:Dell TechnologiesおよびNVIDIA
タイトル:Building a Sovereign AI Foundation for Asia/Pacific Governments
レポート番号:#AP24257IB
発行日:2026年5月

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