岩手県大槌町の山林火災について、林野庁などが上空からの調査を行った結果、広い範囲で「樹冠火」が発生し延焼の拡大につながった可能性があることが分かりました。

大槌町の大規模な山林火災について林野庁などは、5月11日までの2日間ヘリコプターによる上空からの森林被害の調査を行いました。

その結果、山の尾根や斜面の上部など広い範囲で枝や葉といった木の全体が燃える「樹冠火」が発生し、樹木が著しく焼けたと推定される箇所が確認されました。

樹冠火は、落ち葉や下草が燃える「地表火」と比べ、延焼や飛び火が起きやすいとされています。

調査では、山の中腹で局所的に燃えている部分も確認されたことから「樹冠火」により飛び火し、延焼の拡大につながったとみられています。

また大槌高校の裏山は、約20年前に植林され樹齢の若い木が多かったため、広い範囲で延焼したことも確認されました。

林野庁では今後、地上からの調査も行い地表や樹木への被害の程度を詳しく調べることにしています。

岩手めんこいテレビ
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