ハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船をめぐり、WHO=世界保健機関は8日、新たに1人の感染が確認され、感染者は計6人になったと明らかにしました。
WHOによりますと、感染が確認された6人は、死亡した女性2人、南アフリカで入院中の男性、オランダに医療搬送された船医男性と船の案内役の男性、それにスイスで入院中の男性です。
いずれも、まれにヒトからヒトへ感染する「アンデス株」によるものだということです。
こうした中、クルーズ船が到着する見通しのテネリフェ島で8日、地元の住民らが船の受け入れに反対し、デモを行いました。
陶山祥平記者:
こちらスペイン広場です。船の到着に向けて地元の島民がデモ行為を行っています。
デモ参加者:
私たちは共感力のある人間で、移民だろうと旅行者だろうと助ける。でも、何もかもここに押し込むことはできない。
デモには80人ほどが集まり、船の受け入れに反対したほか、政府による受け入れ決定は、住民の意思を反映していないなどと批判しました。