宮城・仙台市の住宅街でハクビシンの姿がカメラに捉えられた。住民は庭で動物のフンを発見し、不審に思っていたという。ハクビシンは畑を荒らしたり、感染症のリスクなどがある動物とされている。市は捕獲する際は相談するように呼びかけている。
住宅街に現れた“重点対策外来種”
宮城・仙台市に設置された防犯カメラで4月28日に撮影されたのは、短い耳に細長い尻尾がある動物…ネコのような声で鳴く「ハクビシン」だ。
防犯カメラを設置した人は、「庭に大きなフンがあって、(中に)木の実などがいっぱい入っていて。イヌとかネコじゃないだろうなと思って調べてみたら、ハクビシン…」と話している。
ハクビシンはジャコウネコ科で雑食性だ。
高い繁殖力を持ち、農作物を食い荒らすなど大きな被害が予想され、対策の必要が高いとされる重点対策外来種に指定されている。都市部では屋根裏などに入り込み、住み着くこともあるという。
防犯カメラを設置した人は、「『ハクビシンは家の屋根に住む』と聞いて。古い空き家も近くにあるので、そういうところにいて、通り道だったのか」と不安を口にしている。
屋根裏が住処に?空き家増加で被害懸念
少子高齢化などを受けて、空き家が年々増加している。捕獲や駆除にあたる業者は空き家が多い人里は、ハクビシンにとって住みやすい環境が整っているという。
駆除ザウルス仙台営業所の吉田善則さんによると、「寒さしのぎと子どもをつくる場所を探しているので、空き家なら誰も邪魔されない。人の拳が入る隙間があればハクビシンは入れる」と語っている。
ハクビシンが住宅に入り込むことで、断熱材や配線を噛みちぎる被害が出るほか、感染症のリスクも高まるという。
防犯カメラを設置した人の家族は、「捕まえようとすると噛んだりするので、やめておいた方がいい」と注意を促している。
仙台市は被害が発生し捕獲が必要な場合は、相談してほしいと注意を呼びかけている。
(「イット!」 5月7日放送より)
