岩手県大槌町の2ヵ所で発生(4月22日)した山林火災の発生から5月6日で2週間です。
町は、延焼拡大の危険が無くなったことを示す「鎮圧」宣言を5月2日にしましたが、再燃の恐れが無くなる「鎮火」には至っていません。
大槌町の山林火災が発生したのは2週間前の4月22日でした。
山林火災は、大槌町の小鎚地区と約10km離れた吉里吉里地区周辺で相次いで発生、町は一時、人口の約3割にあたる3257人に避難指示を出しました。
避難した住民
「早く鎮火してほしい。なんでこんなに(災害が)続けて起こるのかすごく不安になった」
県内の消防本部や消防団のほか、12都道県から派遣された緊急消防援助隊、それに自衛隊が1日最大1500人の態勢で地上と空から消火活動にあたりました。
高橋礼子アナウンサー
「午後2時半の小鎚地区です。体を打ち付けるような雨が降ってきました。雷の音も聞こえます」
火災発生6日目の4月27日と翌日の28日、町には恵みの雨が降り、火災は鎮静化、4月30日までに避難指示は全て解除され、5月2日には、延焼の恐れがなくなったとして「鎮圧」が宣言されました。
大槌町 平野公三町長
「町民の安心を支えてくれた皆さまに感謝します」
県によりますと、焼失面積は小鎚地区と吉里吉里地区周辺合わせて1633haに達し、平成以降2番目の規模となりました。
住宅1棟を含む建物8棟が全焼、けが人は避難所で転倒した60代の女性と消防団員の40代の男性の2人でいずれも軽傷でした。
今回の出火原因は、現時点(5月6日時点)で分かっていないということで、消防が今後調査することにしています。