手作りの人形で昭和から現代の暮らしを再現し、明るくたくましく生きる市井の人々を表現する人形作家・宮竹真澄さんの作品展が、鳥取県日南町で開かれています。

長靴姿で朗らかな笑顔、見ているこちらまで笑顔になります。
日南町美術館で開かれている『宮竹眞澄 心のふる里人形展』。
開館30周年の特別展として企画されました。

会場には、生き生きとした表情の人形で昭和から現代の暮らしを再現し、明るくたくましく生きる市井の人々を表現する人形作家・宮竹眞澄さんの作283点が並びます。

人形作家・宮竹眞澄さん:
表情が一番大事だと思っています。それぞれの顔の表情を見ていただきたい。自分は生き生きと作っているつもりなので。

宮竹さんは大分県の出身、現在は北海道を拠点に創作活動を続けています。
作品の中には、その北海道ならではの人々の暮らしぶりを表情豊かに表現したものもあります。

炭鉱で働く男性。
ひと仕事終えてほっと一息…そんな情景を切り取りました。

また、襟裳岬近くの海岸で昆布を刈り取る作業。
昆布を傷つけないよう、腰に巻きつけて運びます。
そしてこんな作品も…。

北海道と言えば「ファイターズ」。
今はメジャーで大活躍の二刀流、大谷翔平選手がモデルです。

このほかにも、青い目に涙が浮かべるのは、出口の見えない戦争が続くウクライナの子ども。
平和への祈りを込めました。

人形作家・宮竹眞澄さん:
『死にたくない』って地下室で泣いてる女の子が、テレビで写ったんですよ。ほんとに胸が痛くなりましたし、男の子は避難する人の行列に混じって歩いていたんです。平和の街に戻ってもらいたい思いで作品を作りました。

この展覧会は、日南町美術館で6月7日まで開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
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