倉敷市の水島海上保安部は5月4日に水島港で、強風に伴い「灯浮標(ブイ)」などの流されるトラブルが発生したと発表しました。

「灯浮標」が漂着しているのが見つかったのは倉敷市の高梁川河口付近です。4日午前11時20分ごろ、「灯浮標」が漂着しているのを一般の人が見つけ118番通報しました。

灯浮標は高梁川の河口に設置されていたもので、約1.9キロ北東に流されていたということです。

「灯浮標」は4日夕方、所有者によってロープで岸壁に係留し、漂流防止措置が取られたということです。「灯浮標」は航路の境界線や港の入り口などに設置されているもので、航路を示す目印になっているものです。

一方、倉敷市の玉島ハーバーアイランド近くの瀬戸内海では4日午後3時20分ごろ、停泊中の台船で、風や波でいかりごと海に流される「走錨(そうびょう)」と呼ばれるトラブルが発生し、水島港の航路付近に流出しました。

台船は4日午後5時過ぎに台船所有者手配のタグボートで、元の位置に戻されました。4日は強風・波浪注意報が発令されていて、西の風10メートル、波の高さは約50センチでした。


◆「走錨」は2018年の関空連絡橋の貨物船衝突でもみられた現象

「走錨」は2018年に大阪の関西国際空港沖で、台風21号の影響でタンカーが流され、関西国際空港連絡橋に衝突した際にもみられた現象です。

水島海上保安部によりますと、これから迎える出水期は強風や豪雨の影響で、船舶などの流出事故が多く発生することが懸念されているということです。船舶などの所有者に対して係留状況などをよく確認して、流出事故の防止に努めるよう、呼びかけています。

岡山放送
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