憲法記念日の3日、浦添市で憲法と暮らしへの関わりについて考える講演会が開かれました。

この講演会は、憲法記念日にあわせて毎年開かれています。

講師として招かれた映像ディレクターの平良いずみさんは、人体に有害な有機フッ素化合物・PFASがアメリカ軍基地周辺の水源から高濃度で検出されている問題について、政府が汚染源の特定を進めていない現状は、基本的人権の侵害にあたると指摘しました。

映像ディレクター平良いずみさん:
(水は)私たちの生命を維持するために不可欠なもの、憲法で基本的人権、安全な水を飲むということが保障されているはずなのに、全く守られていない

今年に入って国会で改憲に向けた憲法審査会が開かれるなか、講演会を主催した憲法普及協議会の加藤裕さんは、大規模災害などの緊急時に国会議員の任期を延長できるようにする、いわゆる「緊急事態条項」について、「国民から選挙の機会を奪うもので、国民の意思が政治に反映されない危険な状態に陥る」と指摘しました。

参加者は:
平和憲法を守るための正念場だと思います

参加者は:
(改憲するかどうかは)問いにしてみたらすごくシンプルな問いになりますけど、私たちはそれをそのまま鵜呑みにしてはいけない。本当にこの選択肢しかないのかと、ひとりひとりが考えて実行に移さないと後で後悔するのも私たち

講演会には約900人が参加し、憲法の意義を改めて考える機会となっていました。

沖縄テレビ
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