5月1日夜から2日の福島県内は、雷雨やひょう、突風に注意が必要です。その後は「爆弾低気圧」の影響で、最大瞬間風速30m以上の暴風が吹き荒れるおそれがあります。交通機関の乱れも予想され、厳重な警戒が必要です。

■夜にかけて雷雨 ひょうや突風に注意
長野県須坂市では、ひょうが降り、まるで白い絨毯のようになりました。このひょうを降らせた雷雲が、このあと福島県にも入ってくる見込みです。
今夜、午後9時半ごろから夜遅くにかけて、県の南部を中心に雷雨となるでしょう。南会津、白河、須賀川、郡山などのエリアが中心です。
福島テレビの斎藤恭紀気象予報士によると、単なる雷雨ではなく、ひょうや突風を伴う「シビアな現象」になる可能性があるということです。

■雷雨の後は「爆弾低気圧」による暴風
雷雨が通過した後も注意が必要です。低気圧が東に抜けながら急速に発達し、1日で16ヘクトパスカル発達する「爆弾低気圧」となります。
この影響で、2日の未明から朝にかけて、県内では暴風が吹き荒れる見込みです。上空1500mでは秒速36mの風が予想され、これは地上の最大瞬間風速に匹敵します。
最大瞬間風速30m以上の風が吹く可能性があり、これは走行中のトラックが横転するほどの強さです。2012年には同様の強風で5人が重軽傷を負いました。
暴風への警戒と対策をお願いします。
・停電対策:断線の可能性があるため、備えをしてください。
・農作物:ハウスやマルチのビニールが飛ばされないよう、風が弱い今のうちにしっかりと固定してください。
・車の運転・乗り降り:磐越道などでは風にあおられないよう注意し、車の乗り降りでは「ドアパンチ」に気をつけてください。
・鉄道ダイヤの乱れ:JR東日本によると、東北新幹線や山形新幹線、東北本線、常磐線、磐越西線・東線など広い範囲で遅れや運休が発生する見込みです。ゴールデンウィークで移動が多い時期ですので、交通情報をこまめに確認してください。

■2日の天気予報
2日の空は晴れる予報ですが、お出かけには適しません。
【会津地方】
新緑を揺さぶる『青嵐』となりそうです。天気マークだけをみると一見お出かけ日和のようですが、激しい現象が起こる可能性があります。
【中通り北部】
JR在来線は始発から運休の可能性があります。外出は風が弱まる夕方以降がおすすめです。
【中通り中部】
磐梯熱海などでは30m以上の暴風のおそれがあります。足腰の弱い方は転倒のリスクがあります。
【中通り南部】
登山は危険です。3日以降にしてください。3日はおだやかになります。
【浜通り】
海も大しけとなります。波の高さは4m、相馬周辺では瞬間30m以上の風が予想されます。すでに浜通り南部には暴風警報が発表されており、この後、中通りなどにも発表される可能性があります。

※2026年5月1日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。

福島テレビ
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