冬眠が終わり、長野県内でもクマの目撃が増える中、自治体の対策も本格化しています。箕輪町は、クマの生息域と人里を分ける「ゾーニング」を進めていて、担当者が、隠れ場所となるやぶなどがないか点検しました。
「つるを倒した方がいい?」
箕輪町はクマの生息域と人里を分ける「ゾーニング」に力を入れていて、5月1日はその点検が行われました。
山と人里の境界にあるやぶなどを刈り払い、クマが隠れる場所をなくすことで人里に寄せ付けなくする効果があるとされています。
町では2024年、散歩中の男性がクマに襲われる被害があったことを受け、2025年6月からゾーニングを進めています。
2025年、町内で撮影された映像。3頭のクマが刈り払いをした境界付近に現れましたが、人里の方へは向かわずすぐに山の方に戻っていきました。
ゾーニングの効果もあってか、2024年度には19件あった目撃情報は2025年度は9件まで減りました。
2026年度はまだ目撃情報はなく、2024年7月以降、人身被害も発生していません。
箕輪町 みどりの戦略課・小平貴男さん:
「この活動を継続していくことが一番大切だと思う。町と区と協力しながら活動を行えれば」
点検では、刈り払う必要があるやぶも見つかり、今後、猟友会などと連携して対策を進めることにしています。