独特な歯応えがやみつきになる牛タンに今、異変が起きています。

FNNが訪れたのは、福岡市内の精肉店「田中精肉店」。
国産を中心に扱うこの店ですが、牛タンに関しては価格が抑えられて味もいいアメリカ産を主に扱っています。

しかし、値札を見てみると、100グラム当たり951円。
厚切り牛タンは1500円を超えています。

田中精肉店・田中健太郎さん:
(仕入れ値は)1月2月に比べて120%アップ。コロナ前からいくと200%まで上がってきてる。

仕入れ価格の高騰を受け、「田中精肉店」では2026年に入り、販売価格を約100円引き上げました。

田中精肉店・田中健太郎さん:
ここまでは初めて。今年中にまだ上がるんじゃないかと不安。

一方、オーストラリア産をメインで扱う「牛タン焼専門店 ヨコマサ」にも価格高騰の波が。

牛タン焼専門店 ヨコマサ・横田正俊さん:
オープン時の6年前から比べると倍以上の価格。かなり大変。

そこで、2026年から新たに仕入れ始めたのは、イギリス産の牛タン。
イギリス産の場合、価格が1~2割ほど安いといいます。

牛タン高騰の要因は何なのでしょうか。

2026年3月のアメリカ産牛タンの卸売価格は、前年と比べて300円以上上昇。

アメリカの干ばつによる牛の生産減少に加え、世界的な需要の高まりもあって相場が上昇し、円安も追い打ちをかけています。

長引く中東情勢の影響で、さらに値上がりする可能性も。

福岡県内の食肉卸売業者は、牛タンを含む輸入牛肉の値上がりは今後も続く可能性があるとみています。

テレビ西日本
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