原爆投下後に降ったいわゆる「黒い雨」をめぐり被爆者として認定されなかった住民が県と広島市を訴えている裁判で21日、新たに2人が追加提訴しました。

新たに提訴したのは広島市に住む89歳と92歳の兄弟2人です。

訴状などによりますと2人は、原爆投下当時現在の廿日市市にあたる佐伯郡津田町の自宅付近で「黒い雨」に遭い被爆しました。

去年10月に広島市に被爆者健康手帳の申請をしましたが、「津田町に黒い雨が降ったことを確認できない」と申請を却下されました。

これを不服として処分の取り消しや被爆者としての認定を求め県と広島市を提訴しました。

【竹森雅泰弁護士】
「89名の方が被爆者認定を求めて争っておられるそろそろ尋問をという段階にきているのでこの訴訟の追加提訴は今回でおしまいと考えている」

「黒い雨」をめぐっては2022年4月から救済の対象を広げた新たな審査基準が適用されましたがこの基準でも認定されなかった被爆者が県や広島市に訴えを起こしています。

次回の裁判は8月18日に開かれる予定です。

テレビ新広島
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