緊迫する中東情勢で、封鎖されているホルムズ海峡が開放されるか不透明な状況が続くなか、愛媛の企業の8割強が「事業にマイナスの影響がある」ことが、民間企業の調査で分かりました。事態が長期化すると、事業計画の見直しを迫られる企業が増えると分析しています。
東京商工リサーチ松山支店の15日の発表によりますと、この調査はアメリカとイスラエルによるイラン攻撃の影響を、愛媛県内の企業に3月31日から4月7日の間にいアンケートし、91社から回答を得て分析しました。イラン情勢ではエネルギー輸送の要衝・ホルムズ海峡の封鎖が続き、開放されるか不透明な状況が続いています。
調査結果によりますと、「事業にマイナスの影響がある」答えた企業は78社で全体の85.7%。内訳は「少しマイナス」が40社、「大いにマイナス」が38社でした。産業別では「農・林・漁・鉱業」「卸売業」「不動産業」が100%。次いで「製造業」が95.8%です。
「事業にマイナス」の理由で、最も多かったのは「ガソリン価格の高騰」で74.0%。次いで「原油由来の素材・材料の高騰によるコスト増」が72.7%。「原油由来の素材・材料の調達難」が42.8%でした。
このほか「経営戦略の見直しの可能性がある今回の紛争の期間」の質問で、最も多かったのは「2~3カ月」で29.6%。次いで「4~6カ月」が23.4%。「すでに見直している」は12.3%でした。
「原油価格の高騰が長期化した場合の対応」の質問では、最も多かったのが「商品やサービスの値上げ」で70.2%。「コスト削減」が37.8%「現状維持で対応しない」が10.8%で、事態の深刻さがうかがえるとしています。
これらの企業の回答から、事態が長期化するとサプライチェーンの混乱や原料・原油価格の高騰が長引くだけに、事業計画の見直しを迫られる企業が増えると分析しています。
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