17日の福島県内は天気が回復しますが、朝は放射冷却で冷え込み、農作物への「遅霜」に注意が必要です。日中は気温が上がり寒暖差が大きくなるでしょう。また、クマの目撃情報が急増しています。ゴールデンウィークは晴天が続く見込みです。
■静かな災害「遅霜」に注意
福島テレビ・斎藤恭紀気象予報士によると、4月17日にかけて天気は回復に向かいますが、晴れることで夜から朝にかけて放射冷却が強まり、気温がぐっと下がる見込みです。
この冷え込みは「静かな災害」ともいえる遅霜のリスクを高めます。
下郷町でアスパラを生産するイチムラさんからは、8日ぶ雪が降って一部の芽が寒さの被害を受け、ハウスを二重にするなどの対策をしているとの声が寄せられました。
また、福島市のリンゴ農家・阿部さんによれば、つぼみが膨らみ始めた今の時期が最も霜の被害を受けやすく、氷点下1℃でも1時間足らずで凍ってしまうということです。
斎藤さんは、会津の下郷あたりでは氷点下2〜3℃まで下がる可能性もあるとして、農家の方々に十分な対策を呼びかけています。
■あす17日の天気
【会津地方】
奥会津では氷点下まで冷え込み、遅霜のリスクがあります。日中はぽかぽか陽気となり、猪苗代町の観音寺川周辺は平日のお花見ドライブに最高とのことです。
【中通り北部】
朝は冷え込みますが、日中の気温は20℃から21℃まで上がり、上着が邪魔になるほどの陽気となりそうです。一日の中での寒暖差が非常に大きくなります。阿武隈高地や阿武隈川そばの低地で遅霜リスクがあります。
【中通り中部】
今シーズン一番、朝と昼の気温差が大きくなるかもしれません。ブロッコリーの苗への霜対策が必要です。植えたばかりのブロッコリーの苗にも遅霜のリスクがあり、布をかけるなどの対策が呼びかけられています。
【中通り南部】
昼間は買い物や花見など、何をするにも良い「なんでも日和」となりそうです。古殿町の越代の桜がそろそろ見頃を迎えます。
【浜通り】
低気圧の影響でうねりを伴い、波の高さが4メートルとなる見込みです。海には近づかないでください。日中の気温は海からの冷たい風の影響で、会津や中通りに比べて10℃近く低くなりそうです。
■クマの目撃情報が急増
クマの目撃情報にも注意が必要です。この時期は、去年の同じ時期に比べて目撃件数が5倍に増えています。
16日も南会津町、伊達市霊山町、北塩原村で目撃情報が寄せられており、いずれも高校や観光地の近くです。観光シーズンに向け、音を出すなどの対策が求められます。
■ゴールデンウィークは晴天続く
今後の天気ですが、晴れる日が多くなる見込みです。
今年のゴールデンウィークは「お出かけに最高の晴天持続型」になる予報で、行楽には絶好の天気となりそうです。
※2026年4月16日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。