新年度に合わせこの春新しい文房具を買ったという人も多いのではないでしょうか。
老舗の文房具店で売れ筋商品を取材すると「高級」や「伸縮性」といったテーマが浮かび上がってきました。
岩手県盛岡市肴町の創業約260年の老舗、文房具店・平金商店パステル館で、今人気のグッズを聞きました。
藤原純子店長は「機能性のあるもやデザイン性のあるものが売れている」と話します。
ペンについては、ここ数年「高級志向」が強まっていて、1本2000円から5000円ほどの価格帯が売れ筋だということです。
記者リポート
「今人気のシャープペンシルです。手に持ってみると若干ひんやりしていて手になじむ質感があります。実際に書いてみると程よい重さがあるので軽い力でなめらかに書くことができます」
ペンの軸全体が海水のミネラル成分を利用した陶器のような素材で、重心がペン先にあり字を書く際に安定感があるといいます。
また、男性からの支持が厚いシャープペンシルは、光によって色が変わり、軸の上の部分は付け替えが可能で、自分が好きなデザインにできるのも魅力だということです。
収納グッズのトレンドは「伸縮性」です。
本を立てるスタンドは厚みや数に応じて収納の幅を自在に調整できます。最大35cmまで伸ばせます。
一方、こまごまとした書類をまとめるのにはじゃばら状のファイル。
開くと13のポケットが広がり、宿題やテスト、大切な書類などを立てたままコンパクトに整理できます。
そして、かつて「文房具総選挙」の大賞となったのが、本のページを開いたま間にする文房具。漢字の部首うかんむりに似ていることからその名も「ウカンムリクリップ」。本の真ん中を留めないためページの開きぐせも付きにくくなっています。
注目するのがシールです。2025年から同じ「ブーム」が続いています。
小中学生の女子を中心にぷっくりとした立体感と透明感が特徴なシールが人気で、平金商店パステル館でも常に入荷待ちの状態です。
藤原純子店長は「文房具に癒されてほしい、気分を上げる材料として色々なものを選んでいただければ」と話していました。