これからの県立高校のあり方について検討する会議が鳥取市で開かれました。
このなかで、鳥取県が構想している県立の高専、高等専門学校の設置の是非や将来のあり方について意見が交わされました。

16日、鳥取県庁で開かれた会議では、県と高校教育改革の拠点校に選定された4つの県立高校、それに産業界・経済界の代表が顔をそろえました。
人口減少、少子化が進み、慢性的な定員割れが続く県立高校のこれからのあり方を議論します。

その初めての会議で県から示されたのは「ネクストハイスクール構想高等学校教育改革推進コンソーシアム」。

鳥取県の担当者:
ぜひ、県立高専もテーマにいれたらどうか。

県立の高専、高等専門学校の設置構想です。
4月 2日の会見で平井知事は。

鳥取県・平井知事:
いっそ県立の高専を作ったらどうか。鳥取工業高校などをベースに専門的な高度人材をつくることで人材供給をやるべきではないか。

2026年3月に行われた今年度の県立高校一般入試の競争率は0.79倍、8年連続で1倍を下回り、全日制22校のうち、18校の学科・コースで定員割れとなりました。

人口減少や産業や社会の変化に伴って、地域を支える人材の不足が懸念されるなか、県は今年度、拠点校として4校を選定。
高校の魅力向上に向けた「改革」に着手します。

その選択肢の一つとして県が検討しているのが、5年制の県立高専の設置です。

鳥取県農業協同組合中央会・谷垣重彦専務理事:
5年という間隔になれば、鳥取の地で農業で生計も成り立つそのような確信をもっていただく機会にできるのではないか。

16日の会議では、先行する都道府県立の高専の事例が紹介され、参加者が意見を交わしました。

鳥取県教委・足羽英樹教育長:
県立高専設置は私たちは選択肢の一つとして考えておりますので、本当にその姿が望ましいのか、今回のご意見も含めて、今後じっくり熟議してまいりたい。

会議では引き続き「県立高専」設置の是非やそのあり方について議論を重ねることにしています。

5月21日には、平井知事と足羽教育長が文部科学大臣に対して「県立高専設置」など長期的な高校教育改革に対する国からの支援を求める要望を行うということです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。