震度7を2度観測した熊本地震で、本震からきょう16日で10年となります。
本震で阿蘇大橋が崩落し、国は緊急輸送道路の橋の耐震化率を優先的に進め、83パーセントにまで進展しています。
熊本地震では建物被害が相次いだほか、阿蘇大橋が斜面の崩壊で崩落するなど、橋梁被害も相次ぎました。
国土交通省は熊本地震の翌年、斜面崩壊や断層の変位によって道路の橋が深刻な影響を受ける可能性を考慮して、道路の橋の位置や形式を選ぶよう、道路橋の「技術基準」を改定しました。
阪神・淡路大震災の後にも道路橋の基準は見直され、熊本地震でさらに改定されました。
国交省は、災害時に救助や物資の輸送に使う「緊急輸送道路」上の橋について優先的に耐震化を進めていて、去年3月末時点で全国で約6万5000ある橋の耐震化率は83パーセントとなっています。
国交省は、2057年までに100パーセントを目指す方針です。