沖縄県名護市辺野古沖で船が転覆し、修学旅行中だった京都府の同志社国際高校の生徒ら2人が死亡した事故を受け、自民党は16日の会合で、政府への提言案について議論した。近く総理官邸に提言を申し入れる方針だ。
提言案では、「学校の管理下での教育活動中に、将来を担う生徒が犠牲になったことは極めて遺憾だ」とした上で、
▼原因の徹底究明
▼全国の学校における修学旅行などの安全確保の徹底
▼適切な教育活動の実施について
政府に対応を求めている。
このうち、適切な教育教育活動については、「教育基本法や学習指導要領などの規定を順守し、特定の見方や考え方に偏った取り扱いを行うことのない」ことを強調し、今回、高校が適切な教育活動を行っていたのか、政府と京都府が徹底的に確認するよう求めている。
今回の転覆事故は、3月16日、修学旅行で沖縄を訪れていた高校生18人が、平和学習として、船2隻に乗り辺野古沖を見学していた。この船は、米軍普天間基地の辺野古移設への抗議活動などに使われている船だった。
会合では、出席議員から、「平和教育という名のもとに、少し安全を軽視していたのではないか」、「誰が見ても平和教育だと共感できるものではないといけないのではないか」などの意見が出された。