3日前に行われた有田町長選挙は、セクハラ問題で批判を受けた現職が敗れる結果となりました。スタジオには、初当選された鷲尾佳英さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
4人による選挙戦では投票総数の約半数を獲得し現職に2000票差をつけての当選となりました。
この結果の受け止めと心境はいかがでしょうか。
【鷲尾佳英さん】
今回の選挙では約5000票を超える得票をいただいています。
本当にうれしく思っています。
一方で、責任の重さを痛感しております。
身の引き締まる思いで、今後仕事で結果を残していく必要があると思っています。
【キャスター】
改めて鷲尾さんの経歴を紹介します。
鷲尾さんは有田町出身の60歳で有田町の商工観光課長や財政課長を歴任し、今年1月に退職されています。
町の職員として38年勤めましたが、町民からご自身に求められていることは何だとお考えですか?
【鷲尾佳英さん】
まずは、一連の騒動によって町のイメージが落ちているので、イメージアップを図る。
38年近く勤めてきたので、この経験を活かして、仕事をやってくれという町民の声をしっかりと受け止めていきたいと思っています。
【キャスター】
「世代を超えて未来に誇れる町」をキャッチフレーズに選挙戦を戦われてきました。
4年間で具体的にどのようなことに取り組まれますか。
【鷲尾佳英さん】
産業の振興と子育て支援、この二つを重点的にしていきたい。
産業の振興においては、人口の減少や、担い手不足があるので、なんとか復活させたい。
子育て支援では、中学校の給食費無償化などを取り組んでいきたいと思っています。
【キャスター】
鷲尾さんの任期は16日から4年間です。
町民はどんな施策に注目、期待しているのか聞きました。
【有田町民】
「私は有田焼の器を作っているので有田焼、産業の発展、いまあっちこち落ち込んでいる部分もあるので全体的な産業の発展を期待したい」
「期待することっていったらもっと開けた有田になってほしい。(人口減少)少ししょうがないところもあるかもわからん。魅力があるなら人口も減らないし」
【キャスター】
などの声が聞かれましたが、いかがですか?
【鷲尾佳英さん】
有田焼を含め、産業が少し落ち込んでいると思うので、企業誘致や有田焼の海外進出を町として後押しして産業振興を図っていきたい。
町に多くの方が来ていただけるような政策をしっかりとしていきたい。
【キャスター】
全国的な傾向ではありますが、有田町も人口減少や少子高齢化の問題があります。
こちらは2000年以降の人口の推移です。
有田、西有田の合併前の2000年は2万2314人でした。
その後2006年に合併、2010年代後半になると2万人を切り、去年は1万7739人となっています。この25年で20%減少していますが、この対応はどのようにお考えですか。
【鷲尾佳英さん】
毎年200人を超える人口が減少していっている。
全国的にしょうがない部分はあるが、若者が住み続けたい。子育てしたい。と思えるような町を目指していきたいと思います。
そのあたりの政策ということで、工業団地の領地の整備や子育て支援の強化を図り、若者が住みたいと思えるような町にしていきたい。
【キャスター】
4月末からは有田陶器市も開催されますが、町の主要産業である窯業を今後どう振興させていくのか、どう考えていますか。
【鷲尾佳英さん】
有田焼の売上低迷、担い手不足が大きな課題になっています。
国内市場が縮小していくなかで、町としても海外への販路拡大を後押ししていきたいです。
【キャスター】
今後は6月議会で補正予算など組まれると思います。
鷲尾カラーをどのように打ち出していくのか抱負をお願いします。
【鷲尾佳英さん】
子育て支援という面で、中学校の給食費無償化を中心に支援をしっかりとしていきたい。
若い人が永住できるような政策をしっかりとしていきたい。
ここまで有田町長選に初当選された鷲尾佳英さんでした。
ありがとうございました。