「特産品を使って日高村を盛り上げたい!」そんな中学生たちの熱い思いから、地元企業とタッグを組んだかわいらしいスイーツが誕生した。
日高村のキャラクター「もへいくん」をモデルにしたムースケーキは、「もへいくんの」瞳や特徴的な眉がチョコレートで表現され、全体がトマトのジュレで包まれている。
中身はイモと日高村産のトマトを使った濃厚なムースだ。トマトの酸味とイモの甘みがバランスよい味わいになっている。
生徒会の公約から始まった挑戦
このユニークなスイーツを発案したのは、日高中学校の生徒会メンバーたちである。中心となった3年生の岡本結愛さんは生徒会に立候補した際、「地元の特産品をPRする」という公約を掲げていた。
「もう一度、日高村のみんなが集まったり、共通の話題を持ってもらえるようにしたい」
その一心で生徒会は行動を起こした。地元企業「芋屋金次郎」の社長へ直談判し、企画への想いやアイデアを伝えて商品化を実現させた。
直談判から販売の最前線へ
販売が開始された店舗では、日高中学校の3年生・10人が商品の箱詰めや接客などを手伝った。お店には日高村の松岡一宏村長も訪れた。
村長は「日高に愛着も持ってくれるんじゃないかなと思っていますし、子どもたちもいい経験をしているんじゃないかな」と語る。
村全体を巻き込む大きな一歩に
地元のお客さんからも「めちゃくちゃかわいいなと思って。ショーケースにあれだけ並んでいたらかわいくてどの子にしようかみたいな。気持ちが明るくなります」と大好評。用意された50個のケーキは、生徒たちが接客を始めてからわずか30分ほどで完売した。
「村内の人にも芋屋金次郎に来て食べてもらいたいし、村外に住んでいる人も日高村に来て観光してもらうきっかけになればいいなと思っています」と生徒会の岡本さんは語る。
「トマトとイモのムースケーキ」は、芋屋金次郎日高本店で5月31日まで期間限定で販売される。今後、生徒が発案した別の商品も販売する予定だそう。