なにかに無頓着な面ありますか?
無頓着というと、「服装に無頓着」=「ダサい」というネガティブなイメージを持つ人が多いと思います。
しかし、物事にあまりこだわらないという意味をプラスに考えると、物事に寛容・柔軟な考え方を持っているともいえます。
必ずしも無頓着でいることは悪いことでもないんですね。
大事なのは“なぜ”無頓着なのか、かもしれません。
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無頓着って英語でなんて言うの?
この記事の画像(4枚)「お金に無頓着」
Indifference to money.
【解説】
ここでは「無頓着」と言う表現に、
indifference to (~に無頓着) を使います。
形容詞として人に対して使う時は、
indifferent です。
She is indifferent to fashion.
彼女はファッションに無頓着だ。
似たような言葉で「無関心」は?
「無関心」を表現するなら、
have no interest in ~ (~に関心を持たない・に気がない) が使えます。
他にも、
not care (気にしない) や、
be not bothered about ~ (~についてどうでもよい・大したことないと思う) 、
be nonchalant about ~ (~について無頓着)
反対に「お金に関心が高い」は、
have a keen interest in money (お金に強い関心がある) で表現できます。
関心があるような人は他にも、
moneygrubber (お金にがめつい人・蓄財家) や
money monger (金の亡者)、
mammonist (拝金主義者)、
gold digger (玉の輿) などで表すこともあります。
「倹約家」でも、
frugal person なら無駄使いしない人、
stingy/cheap person ならケチのニュアンスが出ます。
無頓着になる理由は人それぞれ
【例文】
「彼は親のすねかじりのせいか、お金を稼ぐことには無頓着なんだよね」
As he sponges off his parents, he is indifferent to making money.
※ sponge off someone で「誰かにお金や物を乞う」の意味です。
親に対してだと「すねかじり」を表現できます。
それでは次回もお楽しみに。
Good luck!
(連載「コレ英語で言えますか?」第66回 / 毎週土曜更新)