岐阜県恵那市の「松浦軒本店」は、名物のカステラを江戸時代の製法そのままに作り続ける菓子店だ。
初代店主が城主にも献上と伝わる「カステーラ」
1796年(寛政8年)に創業した岐阜県恵那市の松浦軒本店。

名物は「カステーラ」。江戸時代、岩村藩の医師が長崎へ赴いたときにカステラの製法を持ち帰り、「松浦軒本店カステーラ」は今でも江戸時代の製法で作られている。

松浦軒本店の8代目:
岩村のお城は、本当に松平様という方が治めていたお城でございまして、そちらのお殿様にもうちの初代が献上していたと聞いております

カステラだけでなく、地元で採れた栗を使った「栗きんとん」も名物だ。

栗と砂糖だけで作った菓子は、栗そのものの味が活かされている。

さっぱりとした、口どけのいい栗きんとんだ。
(東海テレビ)