テロ事件を受け、インドが攻撃したことに対し、パキスタンの首相が報復を宣言しました。
インド軍は7日、パキスタンと領有権を争うカシミール地方のインド側の支配地域で観光客らが銃撃された事件への報復として、テロリストの拠点とするパキスタン側の地域を攻撃しました。
インド側は「抑制的な対応で民間人に被害はなかった」と主張していますが、パキスタン軍は子どもを含む31人が死亡し、57人が負傷したと発表しています。
パキスタンのメディアによりますと、シャリフ首相は7日夜の国民に向けた演説で「インドは侵略の代償を払わなければならない。犠牲者が流した血の一滴のために復讐する」として報復を宣言しました。
核兵器を保有する両国の衝突の拡大が懸念されています。