長野・安曇野市の交差点で、曲がる方向とは逆ハンドルを切る、危険な「あおりハンドル」が確認された。また、長野・長和町では高齢者が運転する車が前方不注意で衝突寸前の事態が発生。さらに群馬・みどり市では、強引な右折が原因で危うく衝突事故な瞬間など、危険運転が各地で相次いだ。
「あおりハンドル」が引き起こす危険な状況
長野・安曇野市の国道で2月1日午後1時ごろ、「うわ、やばい!」という叫び声とともに撮影されたのは、曲がる方向とは逆にハンドルを切る、いわゆる“あおりハンドル”だった。
左折レーンにいたシルバーの車は交差点に差しかかると、突然車線をまたぐように右側へ膨らんだ。

その後方には交差点を直進する車がおり、追突の可能性もある危険な場面だったが、シルバーの車はそのまま何事もなかったかのように左折していった。
「もうちょっと早かったら事故が起きていたと思うので、周りを見て気をつけてほしいです」と撮影者は語っている。
正面衝突寸前…止まった青い車に高齢女性ドライバー
長野・長和町で2月21日午前8時頃、丁字路で止まっていた撮影者の目の前に、突然青い車が突っ込んできた。

撮影者が叫び声をあげる中、青い車は正面衝突寸前のところで停車。撮影者によると、運転していたのは80代くらいの女性だった。
すれ違う際に、「ごめんなさい。見ていなかったの」と、焦った様子で謝っていたという。
強引な右折…ギリギリで衝突回避
群馬・みどり市で2月3日午前7時半ごろ、ここでは撮影者が交差点を直進しようとしていた。

その時、対向車線にいた車が強引に右折を始めた。
対向車の行動について撮影者は、「わざとやってるんだろうか?という感じでした」と故意にも感じられたとコメント。
撮影者はとっさにハンドルを切ったことで、衝突はギリギリ回避することができた。
しかし、「2車線なので、左の後ろから車が来ていたら完璧にぶつかってますでしょうし。本当にもう…心の底からやめてほしいですよね」と憤りをにじませた。
(「イット!」 2月28日放送より)