国民民主党の玉木代表は13日の記者会見で、簗農水大臣の「予算カット」発言をめぐり、「重要課題の議論が深まらないことは与野党を超えた日本の政治にとっても損失だ」とした上で、「早く潔く決着をつけてもらいたい」と述べ、簗大臣の自発的な辞任を強く求めました。
会見の中で、玉木氏は、食料品の消費税率引き下げの影響に対する農家の不安や、米の価格の下落、生鮮ジャガイモの輸入解禁問題などに言及し、「農政を取り巻く環境は非常に重要かつ緊張感のある問題が多い」と指摘しました。
そして、簗大臣について、「その仕事以外の様々なことで指摘を受けている」として、「国民生活、特に農業者の皆さんに影響を与える政策を議論していく環境なのか」と疑問を呈しました。
さらに、「説明責任は基本的に聞いた側が納得するかどうかだ」と述べ、簗大臣の説明について、「『納得できる』『腹に落ちました』という人は与野党ともにいないし、国民の中にもいない」と批判しました。
その上で、「集めた税金が自分あるいは自民党のもののように振る舞っていることが不信感の根源にある」との認識を示しました。
また、高市総理大臣が「仕事で返せ」として簗大臣を続投させる考えを示したことについては、「仕事をしていただく前提としての環境が整っていない。仕事をするためにもきちんと答えていただくことが不可欠だ」と強調しました。
玉木氏は、衆参両院の予算委員会での高市総理と簗大臣の答弁について、「国民の皆さんが納得できる状況になるかを見定めたい」と述べるとともに、「今さら総理が辞めろとは言えないと思う。簗大臣自身で判断する時は近づいてきているのではないか」との見方を示しました。
