衆議院予算委員会で、簗農水大臣の「予算カット」発言をめぐり追及が行われた。簗大臣は予算の減額を求めた事実はないとした上で、発言について撤回し謝罪した。また、野党側は説明次第では参議院で問責決議案の提出も含めて対応する方針を示している。
“身内”から追及「信じられない」
国会では、衆議院の予算委員会が始まり、簗農林水産大臣の「予算カット」発言をめぐり、厳しい追及が行われている。
野党の追及は午後から始まるが、午前中は身内の自民党議員が急遽、質問を変更し、簗大臣に対し「政治家として信じられない」と厳しく詰めよった。

自民党 田村憲久議員:
予算を削減するなんてことを政治家がするなんてことは私、信じられないありえない話なんですよ。全く私は信じられないと。

簗農水大臣:
予算の減額を求めたといった事実は一切ございません。改めて、不適切であったというふうに思っております。この発言をしたことに対して改めて撤回をして、そして、不適切だったということ真摯に受け止めて、お詫びを申し上げたいというふうに思っております。

また、過去の衆院選で、支持者を無料のシャトルバスで送迎したことが公職選挙法違反にあたるのではないかと報じられたことについては、送迎した事実を認めたものの違法性は否定した。

簗農水大臣:
会場運営上不可欠なものであると。そういう認識のもとでこれは利益行為や寄付を行ったということでは一切ございません。
徹底追及へ 午後は野党が質問
一方、野党側も攻勢を強める構えだ。

公明党と民主改革の会の幹部らはけさ、簗大臣の説明次第では、野党が多数を占める参議院で問責決議案の提出を含めて追及する方針で一致した。
民主改革の会 階幹事長:
いずれにしてもアウトだと考えています。参議院の問責決議案がでるのは当然のことであると思うんですけども、それが出る前に自ら身を引いてもいいのではないかと。
午後の予算委員会では民主改革の長妻議員らが簗大臣を直接問いただす予定だ。

自民党幹部は「とにかく謙虚に説明するしかない。もうギリギリのところだ」と話す一方、野党幹部は「辞めないなら徹底的に追及する」と息巻いていて、攻防は一層、激しさを増すものとみられる。
(「Live News days」10月13日放送より)

