ロシアが実効支配する北方領土・択捉島を中国の代表団が訪問しました。
サハリン州などによりますと、択捉島を訪問したのは黒竜江省の行政関係者や実業家らで、観光施設の建設候補地や養魚場などを視察しました。
代表団はホテル事業の展開や、ウニやナマコの養殖に関心を示したということです。
サハリン州は今回の訪問について、国際協力や投資誘致に向けた取り組みの一環だとしています。
リマレンコ州知事は、「クリール諸島(千島列島と北方領土)は観光やビジネス発展の大きな潜在力を有しており、われわれの課題は投資環境の整備だ」と述べました。
北方領土について中国は中立の立場を示しています。
ただ、2026年8月にプーチン大統領が北方領土を訪問した際、外務省報道官は「第二次世界大戦の勝利の成果が確実に尊重され、守られるべきである」などと発言し、ロシア寄りの姿勢を見せていました。
一方、日本政府は、ロシアの手続きに沿った北方領土への入域は受け入れられないとの立場を示しています。
