国民民主党は7日、代表選挙の立候補者受付を行った。
届け出順に、橋本幹彦衆議院議員(30)と現代表の玉木雄一郎衆議院議員(57)の2人が立候補を届け出た。
橋本氏は千葉県出身で、防衛大学校公共政策科を卒業後は航空自衛隊へ入隊し、航空機整備などを担当した。
その後、経営コンサルタント会社役員などを経て、2024年10月の衆議院選挙に埼玉13区から出馬して初当選し、現在当選2回。
立候補した理由について橋本氏は、「国民民主党が5年後も10年後も、志し高く、日本に、そして、世界に政策を訴えられる公党として発展していくため」と強調し、今回の代表選で「国家像・組織・人材育成」の3つを最大の争点として訴えていきたいとの考えを示した。
国民民主党が何を目指す政党なのか定めるとして、これまでのスローガン「手取りを増やす」だけでなく「余暇の時間や、空間・地域とのつながりといった余力も大事だ。それを増やすだけではなく、日本社会全体の余力を増やしていくことが国家像の基礎になる」と訴えた。
玉木代表の発信力などについて「卓越したものがある」と評価した橋本氏は、一方で「いつかは引退する。世代交代があった時に、果たして国民民主党として継続するのか」との危機感も示し、「地方議員も新人議員も含め一丸となって政権に対峙し、日本と世界に向き合っていく党にしたい」と立候補にあたっての決意を述べた。
玉木氏は香川県出身で、東京大学法学部を卒業後、大蔵省(現・財務省)を経て、2005年9月の衆議院総選挙に香川2区から民主党公認で出馬したものの落選した。
2009年の衆議院総選挙で初当選を果たして以降は連続当選し、現在当選7回。
2018年に国民民主党を結党して共同代表に就任した。2020年の分党を受けて改めて国民民主党を設立して以降、2回の代表選挙を経て現在まで代表を務めている。
立候補届け出後、取材に対し玉木氏は「地域の力、若手の力を引き出して、国民民主党を次のステージに持っていくことが今回一番訴えたいことだ。創業メンバー以外の若手の登用もやりながら、党の在り方をこれまでとは違う新しい段階に引き上げていきたい」と強調した。
代表選で掲げるキャッチフレーズ「国民民主党を次のステージへ」の具体策について、「創業メンバーが中心に引っ張ってきた政党を、チームで前に進めていく政党に発展させていきたい」と述べ、再び代表に選出された際には若手議員を執行部に登用する考えを示した。
国民民主党の代表選挙は8月22日の告示から選挙運動が始まり、橋本氏と玉木氏は53人の国会議員をはじめ全国の地方自治体議員や党員・サポーターに支持を呼びかける。
9月6日の臨時党大会で投開票が行われ、新代表が決定する。
