私がお伝えしたいのは「日本ツアー キャンセル続出のワケ」です。

一時は予約が急増していた韓国から日本へのツアーですが、キャンセルする客が続出し、中には客の4割ほどがキャンセルしたツアーもあるといいます。

日本では、個人旅行は認められず計画通りに動かなければならないなど、条件が厳しく断念した人が多いようです。

ポイントはこちら。「行きたい国1位でも、伸び悩む日本ツアー」注目です。

【注目ポイント・記者解説】

6月から日本で外国人観光客の受け入れが再開され、韓国では日本へのツアーの予約が急増しました。コロナ禍で2年以上、日本への旅行がかなわなかったため、韓国でたまっていた「日本熱」が噴出したというところでしょうか。

韓国で行われた調査では、コロナ後に最初に行きたい海外旅行先は日本が21.9%と最も多く、グアム(12.5%)、タイ(10.7%)と続きます。韓国の旅行代理店大手「モドゥツアー」が販売している北海道へのツアーは、6月第2週時点で前の週に比べて250%増になる人気ぶりでした。

しかし、夏休み本番を前に40%ほどがキャンセルになったといいます。日本への入国条件の厳しさが影響しているようです。

海外から日本への観光客は団体旅行に限られ、個人での旅行は認められていません。ツアーでは引率者が必要で、入国後は事前の計画通りに行動しなければなりません。近場でふらっと買い物に、ということもできません。

また、ビザの取得も必要で、入国前にPCR検査などを受けた上での陰性証明書の提示が求められ、帰国前にも再び検査が必要になります。日韓両国で新型コロナウイルスの新規感染者が再拡大する中、ノービザ入国の再開にはまだ時間がかかりそうです。

日本には行きたいけど、条件が厳しすぎて断念…。そんな韓国人が多いのが現状のようです。

(FNNソウル支局 一之瀬登)

記事 525 国際取材部



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