三菱ケミカルグループは2月2日、坂出市の番の州工業地帯にある三菱ケミカル香川事業所で生産している製鉄用のコークスと、炭素材の事業から撤退すると発表しました。
コークスは中国の過剰生産や、インドネシアでの大規模な新規設備稼働による供給過剰で、海外の市況低迷が長期化していることから、中長期的な成長を実現することは困難であると判断し、生産停止を決めたということです。炭素材も供給過剰や需要低迷が続いているということです。
2027年度の下期に生産を停止し、停止後にすみやかに設備を撤去する予定です。炭素繊維などの製品は引き続き製造を継続します。
撤退を発表した事業に携わる従業員は2月2日現在、約600人ということです。同社では事業撤退に伴う損失は約850億円を見込んでいます。