中国外務省はチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世のグラミー賞受賞について、芸術賞の政治利用だとして反発しました。
中国外務省 報道官:
芸術賞を反中政治工作の道具として利用することを断固として反対する。
中国外務省の報道官は、2日午後の会見でダライ・ラマ14世について「宗教を装って反中国と分裂活動を行っている」などとした上でこのように述べ、グラミー賞受賞に反発しました。
ダライ・ラマ14世は1日、アメリカ音楽界の最高の栄誉とされるグラミー賞で「メディテーションズ」が最優秀オーディオブック、ナレーション、ストーリーテリング・レコーディング賞を受賞しました。
「メディテーション」は59分のアルバムで、自身の考えを英語で静かに語っています。
ダライ・ラマ14世は、受賞後SNSで「平和や思いやりは全人類の幸せに不可欠です。受賞がこのメッセージを広めることにつながりますように」とのメッセージを発表していました。
ダライ・ラマ14世は1952年にインドに亡命し、1989年にノーベル平和賞を受賞しています。