「貝肉おおむね620グラムで致死量」。愛媛県愛南町の海で、養殖マガキから国の規制値を超えるマヒ性の貝毒が検出されたと1月28日に発表されました。県はアサリなどの二枚貝を採取しないよう呼びかけています。(画像:ギムノディニウム・カテナータム8連鎖体)
愛媛県によりますと、マヒ性の貝毒が検出されたのは愛南町御荘湾の海。県の水産研究センターが1月26日に調査したところ、アサリなどの二枚貝にマヒ性の貝毒を蓄積させるプランクトン「ギムノディニウム・カテナータム」が、危険濃度の基準を超えて確認。このエリアの天然マガキを検査したところ、貝毒が国の規制値を上回る1グラムあたり4.8マウスユニット検出されました。
このマヒ性の貝毒の貝を食べると食後30分程で唇や顔面のしびれ、痛みがあらわれたあと、手足のマヒが起こり、重症の場合は呼吸マヒにより死亡するケースもあるとされています。
県水産研究センターによりますと、人の致死量は3000マウスユニットとされ、今回のケースではおおむね貝の肉620グラムに相当するとしています。
ただこの毒はアワビやサザエなどの巻貝や魚、エビやタコ、イカ、海藻類には影響はなく、食べても安全ということです。
愛媛県は御荘湾に看板を立て、二枚貝を採取したり自宅で食べたりしないよう呼びかけているほか、愛南町と漁協にこの地区で採れた二枚貝を取り扱わないよう指導しています。
#愛媛県 #愛南町 #御荘湾 #環境 #養殖 #二枚貝 #貝毒 #プランクトン #食中毒 #海 #調査 #漁業 #養殖 #水産物