強烈な寒気の再来で警報級の大雪となった日本海側を中心に、30日にかけて活発な雪雲が流れ込み続ける恐れがあります。

雪には慣れているはずの青森市内では、歩道に除雪した雪がうずたかく積み上げられ、1人分の幅の狭い歩道を列をなして通勤する様子が見られました。

積雪で歩道は、まるで迷路のようになっていました。
歩道橋も半分しか通行できません。

新潟・上越市でも積雪で影響が出ていました。
通常は4車線の県道が、積雪により2車線になっており渋滞が起きていました。

雪かきする住民は「ほぼ毎日やっている。雪国に生まれたので宿命だと思う」と話しました。

東北から近畿で記録的な大雪となっている中、関東地方にも午後から強い寒気が流れ込みました。
午後2時半過ぎ東京・立川市では雪が降り始めました。

突然の雪に、傘をさしたりフードをかぶる人の姿が見られました。

雪は、八王子市でも。
さらに、東京・日の出町でもちらちらと雪が舞う様子が確認できました。

雪が舞うほどの寒気に襲われた東京。
一方、スーパーの精肉売り場では29日の「ニクの日」ということもあってにぎわっていました。

実は、東京で雪が降る天気予報が出されると、肉類の売れ行きがアップするというのです。

アキダイ・秋葉弘道社長:
寒くなると、鍋とか体が温まるような物が非常に売れ行きがよくなる。昨今やっぱり物価高の中で、寒くなると豚肉の売れ行きが非常によくなると最近よく感じる。

さらに雪は人気観光地・箱根でも…。
午後3時30分の強羅駅では、雪がパラパラと舞い。白い粒が落ちてきていました。

東京からの観光客:
(Q.雪降ると知ってた?)寒いのは聞いていたが、電車が止まらない程度だったら積もってほしい。

一方、東京・阿佐ヶ谷の住宅街で午後2時過ぎ、火災が発生。
周辺の複数の住宅に燃え広がりました。

午後2時過ぎ、杉並区阿佐谷北で「建物が燃えている」と通報がありました。

周辺の住民からは「パッとのぞいたらブワーッと火が燃え上がっていた。煙はもうすごかった。火もすごかった、火の粉もブワーッと。すごい燃え方してたからね」といった驚きの声が聞かれました。

また、火元の隣の家に住む男性は「誰かが知らない人が俺のうちのシャッターをダンダン。すごい音だなと思って玄関開けてみたら、もうブワーッと燃えてた。ポケットに入ってた自転車の鍵だけで一銭もお金もない。携帯もない。ただ体だけパッと飛び出て逃げた」と話しました。

現場はJR阿佐ヶ谷駅から約500メートル離れた住宅街です。
警視庁などによりますと、2階建ての住宅から出火したとみられ周辺の複数の住宅に燃え広がりました。

東京消防庁のポンプ車など38台が出動。
これまでにけが人や逃げ遅れは確認されていないということです。

さらに29日、東京では小金井市でも火災が発生。
東京都のきょうの最小湿度は25%と、乾燥注意報が10日連続で出されています。

また、きょうは列島の多くの地域でも乾燥注意報が出されていて火の元、火の取り扱いに十分に注意が必要です。

このあと東京23区でも1cmの雪が降る恐れがあります。
30日の朝は厳しい冷え込みとなる見込みで、都心の最低気温は0度となる予想です。
路面の凍結に注意してください。