博物館でポケモン。
辞書に日本語由来の言葉など、ブームを超えてイギリス社会に根づいた日本文化とは。

ピカチュウがかわいいダンスで出迎えるのは、26日にロンドンの自然史博物館でオープンした“ポケットモンスター”のポップアップストアです。

ポケモン誕生から30年を記念した企画で、テーマは架空の生態学「ポケコロジー」。

博物館の建物とピカチュウがコラボした限定グッズのほか、マグカップやTシャツ、ぬいぐるみなどが次々と買い求められていました。

ショップを訪れた人からは「ぬいぐるみのコレクターで集めるのが大好き。今300~400個ぐらいは持っていて、主にピカチュウを集めている。だからこのピカチュウのぬいぐるみがどうしても欲しかった」「ポケモンって何か特別なものがあると思う。子どもの頃の思い出と結びついてこれだって!バトルの中で進化できるっていうのがすごくかっこいい。そこに“心”がある」などの声が聞かれました。

博物館といった文化施設とコラボするなど、日本が誇るIP(知的財産)として誕生から30年を経た今も世界中で人気のポケモン。

こうした日本発の文化は、言葉の面でも広がりを見せています。

世界で広く使われているオックスフォード英語辞典は、最新の改訂で日本語に由来する11の言葉を新たに加えました。

追加されたのは、日本のアニメなどによって世界的に広まった「妖怪」「先輩」や「駅伝」「もったいない」「せんべい」「なぎなた」などです。

イギリスの人たちにどれくらい知っているかを聞いてみると、「この『なぎなた』が特に目をひいた。たぶん『妖怪』と『先輩』も知っている」「『先輩』は聞いたことがある。でもよくわからない…。それってアニメですか?」と答えました。

辞書に載っている日本語由来の言葉は約600語に上るということで、英語圏での日本文化の広がりが反映された形です。