◆サッカーJ1「ファジアーノ岡山」が宮崎県で19日間のキャンプ
サッカーJ1・ファジアーノ岡山の宮崎キャンプの話題です。J1の強豪チームと練習試合を行い、課題となっている「新旧戦力の融合」や「攻撃力アップ」に向けて、チームを仕上げています。
◆ファジ新加入で“初来日” ドイツ人ゴールキーパーGK・モーザー選手の持ち味は「1対1の強さ」
宮崎県総合運動公園を拠点に1月14日から始まったファジアーノ岡山の宮崎キャンプ。この日は19日間の日程の折り返しで、新加入のドイツ人ゴールキーパー、レナート・モーザー(26)も合流し、トップチーム全34選手がそろいました。
(新加入 レナート・モーザー選手)
「アジアに来るのも日本に来るのも初めて。ピッチでは熱い人間だと思うし、1対1の強さが持ち味と思うので、そこをチームに還元できたら」
◆キャンプのテーマの1つ「新旧戦力の融合」
キャンプのテーマの1つが「新旧戦力の融合」です。
1月20日に行われた2025シーズンのJ1王者・鹿島との練習試合では、新加入の選手に戦術を浸透させました。チームの持ち味である「全員守備」が機能し、着実にレベルアップしています。
(新加入 河野孝汰選手)
「付いていくのに必死。色々な選手と話をしているので溶け込めていると思う。もっとコミュニケーションを取る必要がある」
(江坂任選手)
「経験のある選手も入ってきたし、若い選手も積極的に声を出しながらやっているのでなじめていると思う。去年の僕よりもなじめていると思う」
◆課題は「攻撃力アップ」スター選手ぞろいのセレッソ大阪との練習試合で見えたもの
(篠原聖記者)
「寒波の影響で冷たい風が吹き付ける中、この日はセレッソ大阪との練習試合です。課題となっている攻撃力アップへ、攻撃の形を確認します」
2025シーズンはJ1で3番目に少ない34ゴールと得点力不足に悩んだファジアーノ。対戦相手のセレッソ大阪は、元日本代表10番・香川真司を擁するJ1屈指のタレントぞろいのチームです。
全国を東西に分けて2月に開幕するJリーグの特別大会「百年構想リーグ」では西のグループで戦います。試合では既存の選手が存在感を示しました。
35分の試合の1本目、フォワードの木村太哉が前線でボールを奪うと1トップの一美和成が落ち着いてゴールを決めます。
すると2本目の試合では普段はパスを受けることが多い木村が、絶妙のスルーパス。これを一美がしっかりと決め、2025シーズンにはなかった新しい形での得点が生まれました。
(セレッソ戦2ゴール 一美和成選手)
「パスが来るか分からなかったが(先に)動きだしてそこに絶妙なパスが来たので、決めるだけだった。あのようなシーンを、もっと増やしていきたい」
(セレッソ戦2アシスト 木村太哉選手)
「(利き足でない)左足でのパスになって、この局面がこれまで出せなかったが、流動的に動けば形が見えてくる。より突き詰めて自分の新しい良さを出していきたい」
◆練習試合で躍動!昨季加入のブラジル人FW・ポポは「最高の準備をしたい」と意欲
中でも躍動したのが、2025シーズンの途中からチームに加わったブラジル人フォワードのウェリック・ポポ(24)。190センチの高身長と抜群のスプリント力が期待されましたが中々、連携が取れず、ゴールを奪うことができませんでした。
今回のキャンプでは戦術への理解を深め攻守で奮闘していて、試合では2ゴールを奪う活躍を見せました。
(セレッソ戦2ゴール ウェリック・ポポ選手)
「チーム全体で開幕まで2週間励んでいきたいので、少し難しいかもしれないが、タイトルを狙って最高の準備をしたい」
◆セレッソ大阪に勝利し手応え 開幕戦のピッチには…木山監督「競争しながら連携を高めていきたい」
主力が出場した3本の試合では、合わせて5対2でファジアーノが勝利。強豪相手にしっかりと結果が表れ、木山監督も手応えを感じています。
(木山隆之監督)
「(ポポ選手は)キャンプで充実しているので覚醒してほしい。チャレンジを続けながら開幕戦のメンバーを選んで競争しながら連携を高めていきたい」
宮崎キャンプは2月1日までで、あと2試合、練習試合が行われる予定です。
ファジアーノは2月8日、開幕戦でアビスパ福岡と対戦します。