那覇市が所有する土地の所有権をめぐる贈収賄事件で、収賄の罪に問われている那覇市議会の前議長に対し、那覇地方裁判所は23日、懲役2年8か月の実刑判決を言い渡しました。

この裁判は、那覇市議会の議長だった久高友弘被告(77)が、那覇市が所有する土地の所有権をめぐって、便宜を図る見返りに不動産関係者や元総会屋などから現金合わせて5000万円を受け取った収賄の罪に問わたものです。

これまでの裁判で、久高被告は起訴内容を認め、受け取った現金の一部を選挙費用や自宅の修繕などに充てていたと供述していました。

23日に開かれた判決公判で、那覇地方裁判所の小畑和彦裁判長は、「市議会の議長という立場を利用して多額の賄賂を受け取った事は、議員の職務に対する信頼を深く損ねた」などと指摘しました。

そのうえで久高被告に対し、懲役2年8か月と追徴金5000万円の実刑判決を言い渡しました。

久高被告の弁護人は、控訴するかについて「まだ何も決まっていない」と回答しています。

沖縄テレビ
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