北海道南部の八雲町は世界的建築家・隈研吾氏がデザインを監修した新庁舎の建設計画について、「白紙」に戻す方針を明らかにしました。
隈研吾氏が監修して設計した新庁舎は、大きな屋根が特徴の鉄骨3階建てで、当初の建設予定価格は約33億円。2025年11月に着工し、2027年11月末の完成を予定していました。
しかし現行のまま計画を進めた場合、資材高騰などから、建設費は約9億円も増加する見込みであることがわかりました。
さらに、これまで2度にわたって行われた入札でも応札業者が現れず不調に終わったことから、八雲町は建設計画を「白紙」に戻す方針を明らかにしました。
新庁舎をめぐっては、すでに設計費などで約1億9000万円が投じられています。今後、設計を一からやり直した場合、完成は2030年ごろにずれ込む見通しです。
現在の庁舎は築64年で老朽化が進んでいて、建て替えが急務となっています。