瀬戸内海で養殖のカキが大量死している問題を受けその対策などを検討するための話し合いが21日から始まりました。
【広島県の担当者】
「広島カキは地域の経済を支える重要な産業で、カキのへい死は本県においてたいへんな課題です」
県庁で開かれた有識者会議の初会合には県の担当者のほか漁業環境に詳しい学識経験やカキ養殖で研究実績のある大学の研究者など6人が参加しました。
会議では、カキの成育や出荷状況にくわえ有識者や県、広島市が持つデータが共有され大量死の原因分析とそのための調査について協議する予定です。
1回目の21日の会議では県が把握しているカキ大量死の現状を出席者に説明し、原因分析や、そのための調査の方向性などが話し合われたということです。
【検討会の座長 福井県立大学・浜口昌已教授】
「広島のカキは大部分が天然細粒です。だから人工資源に変えるのは無理。今回の有識者会議で一番困っている。現状のなかでどのような形で対策を打つのか。これはやはりもうちょっと考えなきゃいけない」
次の会議は3月に行われ、今年6月から7月には大量死の防止対策に向けた現地実証に取り組めるよう進めていくことにしています。