島根県・鳥取県で震度5強の地震、広島でも震度4を観測しました。発災後には需要が高まるという防災グッズ。ホームセンターを取材しました。
【鈴木 崇義 記者】
「広島市西区のホームセンターです。地震を受けて、LEDランタンや、ガラスの飛び散りを防ぐテープ、ガスボンベも並べられています」
店頭に特設コーナーを設け続々と並べられる防災グッズ。
こちらの店舗では常時およそ200アイテムを取り揃えていますが、地震が起きた後に需要が高まる商品について…。
【カインズ広島LECT店 権田 侑希子 さん】
「まずはこういった防災バッグですね。簡単に使える食器や数日過ごすために必要なものが入っている」
Q:とりあえずこれ1つ持っておけばいい?
A:「1つ1つ自分で選んでいくのも難しいと思うので、まずこれがあれば安心。地震が起きたときは、この家具の転倒防止ポールを買いに来る客も多い。こちらが災害時の簡易トイレだが、これは大人2人で約3日分使えるもの」
Q:3日分を意識するのが大事?
A:「そうですね、3日が肝心と言われている。いまは何か災害があったら来ていただける方がすごく多く、まだまだ日頃からの対策ができていない方も多いのかなという印象がある。平常時からしっかり在庫を持っているようにしており、いまもたくさんあるので災害が起きたタイミングでなくても来ていただけたら買い物していただける状態にしている」
■■■ スタジオ解説 ■■■
今回の地震では広島でも最大震度4が観測されました。
県内では現時点では大きな被害は確認されていませんが、日頃から地震への備えをしておくことが大切です。
『ふだん』できないことは『まさか』のときにはできないとも言われています。
広島県は先月「南海トラフ巨大地震」が発生した場合の被害想定を12年ぶりに見直しました。
改めてその被害について整理します。
県内沿岸では最大震度6強・津波の高さ1.8メートルと想定していて、全壊の建物は最大およそ9万棟と推計しています。
また死者の数は堤防の耐震性向上で津波避難の時間が確保されることなどを踏まえ、最大およそ1万4千人としています。
そのほか「災害関連死」の想定が新たに盛り込まれ、最大で3700人に上ると試算されています。
防災への取り組みや意識次第で被害は抑えられる可能性が含まれているということで、県としても普段の備えが重要と改めて呼びかけています。
そして、家庭内では例えばものが落ちたり倒れたりしない「安全スペース」を確保することや、避難経路をふさがないように家具を配置するなど、日頃からできる備えを今一度確認してみてはいかがでしょうか。