岩手県盛岡市在住の画家・村上紘一さんが描いた油絵を集めた作品展が市内の百貨店で開かれています。
熊本県出身の村上紘一さんは2017年に盛岡市に移り住み、県芸術祭現代美術部門優秀賞など数々の賞を受賞しています。
会場には村上さんが暮らしの中で見つけた豊かな自然をモチーフにした油絵が約30点展示されています。
作品「山のある街」は桜の名所・高松の池から見た岩手山を描いていて、水面の青と桜のピンクが印象的な作品です。
また「中津川・早暁」は盛岡市中心部を流れる川を照らす朝焼けを描いていて、雲の合間から見える光や水面に映る朝日を色鮮やかに表現しています。
村上紘一さん
「身近な風景の美しさや良さを再発見してもらうとともに『絵って面白いな』『絵でこういうことができるのだ』と見てもらえるとうれしい」
この展示会は12月29日まで盛岡市のカワトクで開かれています。